Something So Right

都内在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじりその他について書いています。

オリジナルベースのボディ交換(2)

バスウッドで作ったフレットレスベースのストラップピンがライブ直前に抜けたことがきっかけで埋木→再塗装で終わるはずが交換することになった話の続きです。

 

ボディの塗装はネックに合わせて染料は使わず、アサヒペンのジェルカラーニスのウォルナットを3回、透明クリアを5回塗りました。

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セオリーはよくわかりませんが、私はウェスに少量のニスをつけて薄く薄く伸ばしていくやり方で塗っています。塗膜を作るのではなく、木の表面を固めるイメージです。薄く塗ってよく乾燥させてまた塗って~というのは塗料に関係なく重要です。乾きがいまいちと感じることがあったら、それは厚塗りしているか、乾燥時間が中途半端かのいずれかと考えて間違いありません。

 

続いて、キャビティ内を塗装するためにマスキングをしていきます。 

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裏側もしっかりやります。

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本来ならシーラー代わりにニスを塗り、その上から導電塗料を塗るところですが、今回は最初からEMGを使うことにしていたので、水性ニスの黒をそのまま塗ってます。

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裏側。

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そして組み込み。

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工程としてはこんな感じになりました。

  1. パーツの位置決めをする。
  2. 各キャビティのザグリをする。
  3. 1000番まで生地調整をする。
  4. ピックガードを製作する。
  5. 仮組みをする。
  6. ボディを塗装する。
  7. 組み込みを行って調整をする。

それでは、ネックも含めて簡単に解説をしていきます。

 

ネックはATLANSIAの林さんに下記の条件で作っていただいたものを使いました。

  • ヘッドは加工しない。
  • フレットなし。
  • ポジションマークなし。
  • 塗装なし。

結局、ヘッドはFenderスタイルにしました。(笑)

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ペグは確かARIA製の若干コンパクトなものを斜めに取り付けています。

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指板にはフレットの位置にポジションマークを埋め込み、3、5、7、9、12フレットの部分は削った後にシルバーで着色した上で集光材をはめ込んであります。指板はXotic Oil Gelか何かを何度も塗り重ねています。ネック自体はボディと同じくジェルカラーニスのウォルナットと透明クリアで仕上げてます。思ったより濃くならず、失敗しました。

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ボディ。ノブの位置はオーソドックスなプレベのそれを両端はそのままにして間だけアレンジしています。ピックアップはまずブリッジ側の位置を決めて、それからネック側の位置を決めました。プレベより半個分ネック側にずらしてあります。

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ネック側はEMGのPをつけました。

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ブリッジ側は同じくEMGの35P4です。35はPの他にもJやハムバッカーなどいろいろあり、交換することを考えて選択しました。Pを並べたのは人間椅子鈴木研一さんの真似です。本人はフレットレスは弾きませんけどね。

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 コントロールは左からバランサー、ボリューム、EQ、ジャックになっています。EQの効き具合は、私はとても好きです。

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ブリッジはアメリカから取り寄せたものを引き続き使ってます。秋葉原の千石でも売られていたりします。まぁ、そういうこともあります。

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ボディの裏側。

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手前はバッテリーボックスで、今回は横置きを選びました。気分です。

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キャビティ内はこんな感じ。

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EQにはスイッチがついてます。これを操作するのにいちいちピックガードを外すのは面倒なのでリアパネルをつけてます。

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表面の仕上がりはこんな感じ。組み込みをする前に1000番で優しくサンディングしただけです。コンパウンドなどは一切使いません。

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実際に鳴らしてみて感じたのは、

  • 音の粒立ちが良くなった。
  • 高音と低音のメリハリがついた。
  • ライトアッシュなので重量はさほど変わらず。
  • 手元にEQがあると便利。
  • ラウンド弦最高。

といったところですかね。

 

このベースは7月の柏まつりでデビューさせます。

 

次回はギターとかベースを作るのに便利なショップや工具などについて書いてみる予定です。

 

ほなほな。