Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

フジミ 1/700 艦NX13 日本海軍戦艦 長門 (1)

5月になりました。

 

連休中、何かやろうとあれこれ考えた結果、艦船模型に手を出すことにしました。模型は40年以上前からやっているのに、何故か艦船模型は避けてきたんですよね。

 

模型店で働いていた頃に、ミリタリー担当で軍用機と戦車の仕入れをしていた時も艦船はスルーしていました。知識もほぼありません。何度か三笠を見に行ったりしているので、嫌いというわけでもないのに、何故なのやら。

 

今回、手を出すのはフジミ模型の艦NEXTというシリーズです。第二次大戦中の日本軍の艦船の中では私は飛龍、伊勢、長門が好きでして、とりあえず長門を選びました。

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パーツの量はなかなか多い・・・

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というか、細かすぎておっさんには辛すぎます。

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元々、医療ミスで目が悪いのに加えて持病の合併症その他でさらに悪化した私にとっては拷問に近いです。(;´Д`)

 

スナップフィットで色分け成型が売りのこのシリーズ、色の指定やデカールなどはなく、細かいところなどはステッカーを貼ります。私はできる限り塗装することにします。

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まずは説明書の順番を無視して台座から組み立てます。

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プラの材質は柔らかめでヒケが目立ちます。

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いっそ、プラバンを貼った方が良い気がするレベルのヒケです。

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ヒケ処理は後でやるとして、とりあえず艦底部分を乗せてみました。予想通り、ただ置くだけで安定感はありません。

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ちなみに艦底部分もヒケがかなり目立ちます。これはかなり厳しいですね。。。下手に修正したら、細い凸モールドが消えます。

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台座にはネオジム磁石を埋め込むことにします。艦底部にも磁石を固定して、きっちり固定されるようにします。これはYoutubeでフィギュアの製作動画を見て思いつきました。

  1. 台座に穴を開けて磁石を埋め込んで固定する
  2. 台座に艦底部を載せる
  3. 艦底の底に磁石を置いて位置決めする
  4. 磁石を瞬着か何かで固定する

という流れになります。ネジなどで固定するより良い・・・はず。

 

続いて、艦体を組み始めます。実際組んでみると、ゆるかったです。

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ゲート跡を丁寧に処理しながら組んだら、艦首と

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艦尾はしっかり接着します。モールドが細かいので裏から流し込み接着剤を使いました。

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今後の工程としては、

  1. まとめて塗装できる部分は組んでしまう
  2. 全部、呉海軍工廠標準色で塗る
  3. 甲板や風防カバー?などを塗る
  4. クリアーを吹く
  5. 汚しやスミ入れを行う
  6. 艦載機を塗って組む
  7. 組み立て

・・・になるのかな~と。スミ入れや甲板の汚しはエナメル塗料を使うのと、甲板の一部はグレーで塗らなければいけないので、艦橋や煙突部分などを組んでから一旦、ほとんどのパーツを軍艦色で塗ってしまいます。それからマスキングをして甲板や艦載機を置く部分、砲塔の風防カバーを塗ろうかなと。あと、ルーペも手に入れねば。

 

家に塗装ブースがあればな~~~~~

 

ほなほな。

Microsoft Surface Laptop Go

相変わらず忙しいというか、なんというか。

 

最近、在宅勤務で引きこもり生活が続いているせいか、意欲が低下しているような気がします。仕事中は外に出られませんしね。仕事のストレスもきついので、気分転換を重視せねば。

 

さて、今回はこないだ買ったMicrosoft Surface Laptop Goの紹介になります。私が買ったのはメモリが8GB、ストレージが256GB、色はアイスブルーのモデルになります。

 

天板。アルミニウムの質感が良いです。

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裏面はいたってシンプル。ポリカーボネート複合樹脂とグラスファイバー素材でできているそうです。

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右側の側面にはSurface Connect ポートがついてます。

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左側にはUSB-A、USB-C、ヘッドフォンジャックがついてます。USB-Cは充電も可能です。

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キーボード。タッチパッドが広いです。キーボードはEnterキーが小さいこと以外は不満はなし。キーボードのバックライトはついてません。Delキーの左側にある電源ボタンは指紋センサーを兼ねています。できれば電源ボタンは他の位置にあるほうが良いかな。

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スペースキーの両脇にMacのようにIMEの切り替えキーがついていますが、残念ながらGoogle IMEATOKでは使えませんでした。無念。

 

ちなみに、画面はタッチパネルですが、ペンには対応していません。私はペンは使わないので問題なし。

 

電源アダプター。割と小型ですが、USB-Cから充電できるので使いません。

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一緒に買ったbelkinのポートリプリケータ。有線LAN、HDMI、USB-Aが2つ、使わなそうなSDカードスロットがついてます。

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これまた一緒に買ったMicrosoft Surface モバイルマウス。ホイール部分は金属製でGoodです。

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真ん中から手元にかけてふくらんでいて、フィット感がとても良いです。

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裏側。電源ボタンはなく、ペアリングに使うボタンがあるだけです。電源ボタンも欲しかった。

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蓋は磁石でくっついていて、簡単に外せます。かなり強く振っても外れません。電池は単4が2本必要です。

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Laptop Go自体は、Surfaceあるあるな初期不良や故障もなく、当たりを引けたような気がします。購入時、いつになくサポート契約をするよう強く言われたので、トラブルは多いのかもしれません。私のSurface Bookも調子悪いですしね。

 

良いところ

  • 筐体の質感。
  • Macbookに劣らない画面の綺麗さ
  • キーボードのタッチ
  • そこそこの軽さ
  • 片手で画面が開けられる
  • 縦横比3:2の画面サイズ
  • キーボードの文字の視認性の高さ

いまいちなところ

  • ポートが少なめ
  • 顔認証には非対応
  • スペースキー横のIME切替キーがGoogle IMEなどでは使えない
  • 起動にやや時間がかかる

 

ってなところでしょうか。初期不良や故障の不安がなければ、かなりお勧めできます。交換になったときに新品が届かないなんて噂もあるので、オススメ度をつけるなら、5点満点で2.5点ってなところですかね。安定して当たりが引けるなら4.5点です。

 

初期不良や故障、サポートに関してはASUSLenovoDELLも酷いという話を聞きます。こういうのは、良かった話は目立ちにくいんですよね。良い対応や普通の対応が当たり前、という認識があるからかも。世に出るのはどうしても悪い対応の話だけになります。

 

だがしかしで、話にならない酷い品質なり対応なりが存在するのは事実なので、購入時は情報収集をして、よ~く吟味するのが大事だと思います。はい。

 

待ちに待った?大型連休、時短営業やら休業やら何やらで外に出ても面白くなさそうなので、私はこれを作ります。

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ほなほな。

 

 

近況報告みたいなもの

4月になりましたね~。

 

先月はとにかく忙しかったです。予定の半分の人員、謎に分かれた指示系統、主要メンバーが続けて病んだり逃げたりして、トラブルで忙しくなった感じでした。今月ははたしてどうなることやら。

 

今回は忙しくしている間に買ったものとか観た映画について書いていきます。

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観た

リアルタイムでアニメを観て、旧劇場版を観て、新劇場版を観てきましたが、やっと完結しました。アニメと旧劇場版の終わり方にはかなり落胆させられ、新劇場版もQには心底がっかりしていて、今回のシン~にはまったく期待してませんでした。

 

で、観てみた感想はというと・・・けっこう良かったです。特に前半は完璧でした。後半はちょっと手抜き感を感じましたけど、トータルでは良かったなと。Qの評価も変わりました。たぶんQもシンも円盤を買うでしょう。

 

Let's NOTE NX4用バッテリーパック(L)を買った

前にPCコンフルで買ったNX4のバッテリーがだいぶヘタっていて、Amazonを見ていたら新品のバッテリーパックが売られていたので買いました。Let's NOTEは液晶の品質がいまいちなことを除けばけっこう好きです。

 

Panasonicのラップトップは、AL-N2以来2台度目です。大好物であるトラックボール付きで、けっこう珍品でした。他にトラックボールが付いていたのは、これまた大好きなDECのHiNote Ultraくらいですかね。今まで手に入れた中で一番デザイン的に好きな製品でもあります。今のスペックで再発売されたら絶対買いますね。

 

Thinkpad X1 Carbon 5th Genを買った

今までおそらく100台近くラップトップを買ってきて、台数的に一二を争うのがVaioThinkpadです。Vaioはある時期から軍用機メーカーに例えるとBlohm + Vossみたいになり、分社化してからは面白みがなくなって残念です。505とかXRが出た頃は大好きだったのになぁ。

 

Thinkpadは560から始まって240やS30、Rシリーズを買いまくってました。Lenovoに買収された後はX60を買っただけ・・・なはず。

 

超久々に買ったThinkpadは、10点満点で7点くらいですかね。ちなみにイオシスで買いました。メモリが16GBで英語キーボードなのが非常に良いです。ストレージやメモリを交換するために分解しないといけないのはThinkpadらしくなくて良くないです。

 

Microsoft Surface Laptop Goを買った

特に欲しいものはないのにヨドバシを徘徊していたとき、何となく買いました。いきなりカメラが使えなくなったSurface Bookの前例があって、いまいち好きではないんですけどね。Surfaceは修理の対応や不良の発生率でよろしくない噂をよく聞くので、おすすめはしません。

 

買ったのはストレージが256GBのモデルで、Windows Updateで一部のパッチが必ずコケること以外は問題なし。・・・今のところは。

 

気に入っているのは、画面は3:2なこと。何となく大昔の製品を彷彿とさせます。Let's NOTEのRZを選ばなかったことが吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る、といったところでしょうか。(笑)

 

圧力鍋を買った

前田日明さんの動画を観て、牛テールやアキレス腱のスープが作りたくなって買いました。これはかなり満足度が高い買い物でした。サイズ的には5リットルでちょうどよかったです。

 

スープを作ったり、煮込みを作ったり、カレーを作ったり、すっかり料理にハマってます。肉の種類はテールや牛すじよりアキレス腱の方が好きです。鶏ガラスープと塩で味付けした煮込みが一番うまくいきました。

 

コロナも第4波が来そうな雰囲気ですし、しばらくは料理でも楽しみますかね。

 

ほなほな。

VIVAPEN クラシック万年筆 & KACO レトロ万年筆

こないだ、母に没収されたWATERMANのLady Charlotteという廃番になっている万年筆のインクが切れたというので、北千住の老舗文具店カミヤに行ってきました。

 

まぁ、Amazonで買えばいいんですけど、テレワーク&激務で引きこもっているので、たまには外に出たくなるんですよ。

 

というわけ?で、買いました。

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北千住のカミヤさんは大好きなお店で、品揃えも接客も素晴らしいのでおすすめです。前はデッドストック品や昔の限定品もあったんですが、今回は見当たりませんでした。

 

まずは、VIVAPENのクラシック万年筆です。 お値段は1200円。

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本体はスロベニア製でコンバーターはドイツ製です。スロベニアといえば、昔、J2のJEF千葉にいたミリノビッチという選手を思い出します。

 

見た目はこんな感じ。キャップは金属、胴軸はちょっとチープ感がある樹脂製になります。

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胴軸にはインク窓があります。

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首軸とペン軸は透明な樹脂です。ほどほどの透明感。

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シンプル極まりないニブ。だが、それがいい

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裏側。黒いのはインクではありません。

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続いて、KACOのレトロ万年筆。中華製。こちらは1500円で、コンバーターとカートリッジが付いてます。ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、グリーン、オレンジの6色から選べて、字幅はすべてEFです。

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見た目はこんな感じ。オレンジを選んだのは、普段なら絶対選ばないからです。思いつきとも言います。

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キャップを後ろにさしたところ。

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このペンはフーデッドニブです。PARKERのペンでこんな感じのを前に持っていた記憶があります。(仲間と物々交換したはず)

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裏から見たところ。

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首軸の中は透明な樹脂が使われています。いわゆるリングの部分が透明になるわけですね。

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手元にあった紙に適当に書いてみました。字が汚いのは自覚してますw

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字幅はクラシック万年筆の方が細く、よりなめらかに書けるのはレトロ万年筆です。

クラシック万年筆はほんの少しカリカリ感があるのに対して、レトロ万年筆は力を入れなくても書けます。万年筆らしさは十分に味わえます。

 

買った直後はクラシック万年筆の方が好きでした。使っているうちにレトロ万年筆の方が好きになってきたかも。。。

 

それにしても、中国製は侮れませんね。粗悪なコピー品を作っていた頃とは大違いです。VIVAPENも字幅がまったく当てにならないことが多い舶来品にしては、ちゃんと細字が書けるのは非常にポイントが高いです。

 

最後に万年筆とはまったく関係ないネタを。

 

秋葉原に行ったとき、ジャックインザドーナツという店で色使いがえげつないギャラクシードーナツというのを見つけて買ってみました。ちなみに私は以前働いていた会社で夜勤をすると必ずクリスピークリームドーナツが差し入れられて、正気を疑うほどの甘さにドーナツに苦手意識を持ってました。ミスタードーナツのオールドファッション以外は苦手でした。(過去形)

 

で、このギャラクシードーナツ。毒々しい色合いの割に甘さがかなり控えめで重くもくどくもなく、気に入ってしまいました。秋葉原に行ったら必ず買ってます。

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そろそろ東京も緊急事態宣言が解除されます。多分また感染者数が増えて緊急事態宣言が出されるんでしょうね~。海外から毎日1000人以上人が入ってくれば、そりゃ変異種も増えますよ。

 

閉店してしまったお店も増えてきて、経済的な打撃から立ち直れなくなるのではと心配しています。明日は我が身かもしれませんし。

 

ほなほな。

Raspberry Pi 4に手を出してみた。Vol.5

シン・エヴァンゲリオン劇場版が公開されたみたいですね。

 

TVシリーズをリアルタイムで観ていて、古い方の劇場版、漫画、新しい方の劇場版も観てきましたが、好きか嫌いかと言われたら「どっちでもない」と答えるでしょう。アニメ史に残る作品だとは思うものの、内容的には絶賛するほどのものではないってな感じですかね。漫画版はけっこう好きです。

 

さてさて、今回はGELIDから出ているICEBERRYというケースの紹介です。箱が小さいです。

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中にはシンプル極まりない取説とケース本体、熱伝導シートが2枚に滑り止め用シートが入ってます。滑り止め用シートはけっこう粘着力が強めです。

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総アルミ製のケースの中にはヒートシンクとFANが入ってます。

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ケースの裏側。ゴム足は最初から付いてます。

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組み立てはまず熱伝導シートを貼って、

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ヒートシンクの上からケース下部にネジ止め。

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注意点はFANのケーブルの挿す位置です。画像は間違ってます。赤い線が端にくるのが正しい位置になります。画像の通りにやるとFANは回転しません。

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この後、ケースの上側を一本のネジで止めて完成です。付属のネジがえらく固くて、外すのが割と手間でした。でも、前回取り上げたNespi 4 Caseよりきっちり止められます。これで電源ボタンがついていたら完璧。

 

実際使ってみると、FANの音がややうるさい印象を受けました。ARGON ONEやNespi 4 Caseの方が静かです。冷却性能はICEBERRYの方が優秀かな。

 

前々回はM.2のSSD、前回は2.5インチのSSDときて、今回はUSBメモリUbuntuを入れてみました。結果は・・・遅くて重くて駄目でした。そもそも、Ubuntuに関しては、ServerならまだしもDesktopを動かすには厳しそうです。

 

結局、SanDiskの外付けSSDRaspberry Pi OSを入れて今は使ってます。そのうちUbuntu Serverを入れてみるつもりです。デスクトップ機としてはARGONE ONEで組んだものがありますし。

 

Raspberry Piについては、さすがにもう増やすことはせず、どう使うのかにフォーカスを当てていきたいと思います。

 

仕事が早く落ち着けばなぁ・・・orz

 

ほなほな。

Raspberry Pi 4に手を出してみた。Vol.4

毎日毎日忙しいです。

 

数字の上では3人のエンジニアが働いたことになってるんですが、他の2人が何もしなかったというか、ベクトルが激しくズレていたというか、その他いろいろ問題が重なって火消しに追われてます。(現在進行形)

 

テレワークじゃなかったら、毎日終電コースだっただろなぁ。orz

 

さて、今回もラズパイの話になります。買ったのは半月ほど前になるので正直、忘れかけています。

 

Raspberry Piをゲームのエミュレータとして使う人も多いらしく、レトロゲームっぽいケースも売られてます。SEGAの某ハードそのまんまなケースとか。

 

今回、私が買ってみたのはRETROFLAGのNESPi 4 CASEです。カセットみたいなパーツの中に2.5インチのHDDかSDDを格納できます。

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この中に今回はSSDを入れます。SSDは4本のネジで、カートリッジ自体は2本のネジで固定します。SSDはWDの赤いやつにしました。

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ケースの前面。電源ボタンとリセットボタン、右側にはUSB2.0と3.0のポートが1つずつあります。

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左側面には何もなし。

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右側面にはMicro SDカードスロット。

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後面にはMicro HDMIポートが2つに音声/コンポジット出力コンボ、電源用のUSB-CとLANポート。

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カートリッジはこんな感じで挿せます。

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ケースの裏側にはMicro SDカード入れがあります。フタはカートリッジを抜くときに使えるみたいです。

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前回ネタにしたARGON ONEとは違ってSDカードの抜き差しがいつでも可能ということで、今回は部屋に転がっていた64GBのカードにRecalBoxを、新しく買った32GBのカードにRaspberry Pi OSの64bit版を入れました。SSDにはRetoroPieをRaspberry Pi Imagerで入れておきます。

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ケースをばらしたところ。

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中には、取り付けの際はSDカードを抜けとの注意書きがあります。

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基盤の取り付けは少々厄介でした。USBのケーブルがかなり硬く、画像の形で何とか落ち着きました。

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次にヒートシンクとFANを取り付けて・・・

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GPIOピンの端にコネクタを付ければ完了。コネクタの位置は間違えないようにしましょう。

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あとはケースの上側をはめて、下からビスで固定すればいいんですが、プラがちょっと柔らかめなのか、きっちり固定させるのに少し骨が折れました。ネジを受ける部分に金属用のアロンを薄く塗ることで固定できるようにしました。

 

まず試したのはRecal Box。・・・起動しねぇw 試しに32GBの方で起動すると、何の問題もなく進みました。SDカードの種類には気をつけた方が良いかもです。

 

OSのセットアップが終わったらraspi-configでBootする順番をUSBからにして電源を落とします。そして、カートリッジを挿して電源を入れると・・・

 

今回は組み立て以外はスムーズにいきました。

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RetroPieはUSBのゲームコントローラが必須になるんですけど、もともと持っていたコントローラも新たに買ったコントローラも一部のボタンが認識されず、しかも認識されないボタンが変わるので困ってます。今は右のトリガーが効きません。^^;

 

設定変更やら何やらは他のPCからSSHで接続してやるのが楽です。ファイルの転送もSambaを有効にすれば簡単。ただ、ROMは手持ちのカセットやディスクから吸い出す必要があります。私はFCダンパーというものを買って、30年以上放置していたカセットから吸い出しました。そのあたりはまたブログのネタにしてみます。さすがに半分は吸い出せませんでした。^^;

 

今月末でいったん、手持ちの案件が落ち着くはずなので、来月、RetroPieで懐かしいゲームで遊んでみる予定です。

 

次回は日本国内で発売されたばかりのICEBERRYというケースをネタにします。

 

ほなほな。

Raspberry Pi 4に手を出してみた。Vol.3

今回はセットアップ編になります。まぁ、YouTubeには有益な動画が山ほどあるので参考になるとは思いませんが。

 

組み立てが終わり、モニターその他を切替器経由でつなげた図。

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コンパクトなX300よりさらにコンパクトです。

 

上部の蓋を開けるとGPIOピンが見えます。ここに機器をつなぐことでLEDを光らせたり、センサーから値を受け取ったりできるようです。基盤を保護するためのバッファーボードなんてのも売られてます。

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OSは、SSD起動にする場合は64bit版のOSをPCかMacでMicro SDカードに書き込む必要があります。ここからZIPファイルを落として、Raspberry Pi Imagerというソフトで書き込みめばOK。標準のRaspberry Pi OS以外のOSも書き込めます。場合によってはファームウェアのアップデートが必要らしいですが、今回は不要でした。

 

今回、私が選んだArgon One M.2の場合、組み立て後にSDカードの抜き差しはできません。組み立てるときにSDカードは用意しましょう。

 

あとは電源を入れてOSをセットアップして、SSDにコピーすれば終わり・・・のはずが、

 

電源が入らない

 

こういうときは最小限の構成にして確かめる・・・ということで、振り出しに戻りました。基盤むき出しの状態だと電源は入り、慎重に組み立ててまた電源ボタンを押すと・・・

 

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無事に電源が入りました。

 

が、

 

虹色の画面から先に進まないw

 

またまた分解して最小限の構成で起動を試みるも、虹色の画面から先に進みません。どのHDMIポートに挿しても駄目。orz

 

原因は、OS入りのSDカードにありました。虹色の画面と格闘しているときに64bit版のOSが必要なことに気づいて入れ直したら、普通に起動しました。上に書いた通り、OSの書き込みは楽勝なので、OS入りのSDカードを買う必要はありません。

 

思わぬところで苦闘した後は楽勝でした。Linuxをセットアップするときのようにキーボードやエリア、ネットワークの設定をすれば使えるようになります。

 

SSD化もメニューからSD Card Copierを起動すれば楽にできました。そのあたりは↓のブログの記事がとても役に立ちました。

 

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SSDにコピーしたらSDカードは抜くのかな?と思っていたら、上のブログ記事の通りにやったら挿したままでもSSDから起動しました。

 

OSの使い心地はというと、SDカードでも遅さは感じませんでした。思った以上に快適に使えます。SSD化したらX300ほどとはいかないまでも、なかなかの爆速になりました。ただ、温度は気になりますね。しばらく使っていると、たいして負荷をかけたわけでもないのにポカポカしてました。冷却には気を使った方が良いと思います。

 

今回、組んだマシンはVisual Studio CodeとDockerを入れて開発の勉強用にでも使う予定です。最近、仕事でLaravelを採用することが増えてきたので勉強したいなと。仕事でちらっと使ったPythonの勉強用にも使えますね。 

 

Linuxを使う場合、ディストリビューションはそれなりに限定はされるものの、2~3万でこれだけ快適な環境が手に入れられるなら、Linuxに興味がある人(どれだけいるのやら)にはRaspberry Piはおすすめできます。組み立ても楽ですし。

 

次回は・・・もう一式買ってしまったRaspberry Piの話か、NUXのMighty Airでも取り上げますかね。Sennheiserのワイヤレスイヤホンとヘッドホンのこともまだ書いてなかったような・・・

 

ほなほな。