Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

今さらガルパンにハマった。(1)

パンツァー・フォー!

 

突然ですが、ガールズ&パンツァー(以下、ガルパンと略す)を観始めました。

 

girls-und-panzer.jp

 

存在はもちろん知ってました。SNSで話題になってましたし、プラモ売場に行けばなかなか強気な値段のキットが売られてました。子供の頃から戦争映画や小説、ドキュメンタリーを観まくってきたり、某ショップでスケールモデル担当をしていた関係でそこそこ詳しいこともあって、「こんな戦車も出るのか!」と心を踊らせつつ、円盤だけ買って放置していました。

 

私の場合、円盤だけ買って放置するパターンは割とあって、「君の名は」などいろいろ絶賛放置中です。

 

今まで放置していた理由は、いわゆる「萌えアニメ」があまり好きではないからです。大ヒットした「けいおん!」もずっと避けましたし。

 

そして。観始めた理由は・・・何となく。(笑)

 

ここ数ヶ月、仕事漬けで仕事してるか寝てるかの2択だったのが急に余裕ができたのが大きいかも。

 

今回はTV版とOVAを観た感想を書いていきます。劇場版と最終章はそのうち。

 

大まかな展開に目新しさはないが・・・

名門校から転向してきた主人公が無名校を高みに導く~という展開自体に目新しさは皆無です。よくあるよね~という感じ。廃校を防ぐために目標に向かうとか、親善試合の敗北をバネにするとかも同様。

 

ただ、そういう部分は否定されるべきかというと、必ずしもそうではなくて、観る側が理解しやすい、親しみやすいというメリットがあります。要は、それ以外の部分で頑張ればいいだけなのです。

 

群像劇として秀逸

私が散々批判した宇宙戦艦ヤマト2202みたいに、特定のキャラクター(だいたいは主人公)にスポットが当たりすぎて、バランスが悪くなったり物語が薄っぺらになってしまうケースはよくあります。

 

ガルパンの場合、大洗女子学園の戦車道チームは結成時5チーム、全部で22人も出てきて、正直、こんなにキャラクターを出して大丈夫なのか?と思いました。ところがどっこい、どのチームもキャラクターも魅力的でしっかり出番もあり、成長も描かれていました。ライバル校も然り。

 

どのキャラクターも良い!とこれほど感じたのは初めてかもしれません。

 

ちなみに私はアヒルさんチームが特に大好きです。何気に凄腕すぎる自動車部も、ウサギさんチームも(ry

 

リアリティとアニメらしさの絶妙なバランス

実弾を使った戦車戦で車内で火災が発生したりするのに、死者も負傷者も出ません。せいぜい煤まみれになるかメガネが壊れる程度。一応、カーボンでコーティングされているとか説明はありますが、割り切ってます。

 

実際に人が住んでいるエリアでも戦って、旅館が破壊されたりするんですが、家主は悲しむどころか新築できると大喜び。補償にかかる金額は半端ないはずなのに、そこも割り切って作られていて、戦車を使っているのに戦争が持つネガティブな要素から切り離すことに成功しています。

 

一方で、戦車関連の描写は”一部を除いて”リアルです。「あの車両にあんな動きはできない」とかツッコミどころはあるかもしれませんが、そこは今の技術で補ったと私は捉えました。

 

この作品は戦闘シーンのカメラワークが秀逸で、戦車の車内からの視点も交えて、臨場感と迫力が堪能できます。映画館で観たらたまらんでしょうね。

 

小ネタが満載

黒森峰が使うヘリがFa 223だったり、歴史やミリタリー、戦争映画の知識があるとニヤリとしてしまう小ネタがとても多いです。いちいち説明を入れないため、そのあたりに疎くても流して楽しめるのも製作側のセンスの良さとレベルの高さを感じます。

 

一部のマニアにも受けて、詳しくないファンにも受ける。それが両立できているわけです。セリフの量がまた絶妙で、何でもセリフで済ませないところも良いです。

 

セリフが無駄に多い作品って嫌いなんですよね。

 

OVAはTV版で省略されたエピソードだった

OVAはTV版であっさり省略されたアンツィオ戦のエピソードで、決勝戦で他のライバル校が登場したのにアンツィオ高校が現れなかった理由もしっかり描いていました。

 

TV版のOPにすら登場しなかったので、意外な内容でした。もちろん、良い意味で。

 

TV版に登場したライバル校はどれも主人公たちより格上なのに対して、アンツィオ高校は主人公たちの学校より貧乏で保有車両も非力過ぎるイタリア戦車。しかし、しっかり”戦車道”をやっていて非常に魅力的でした。(特にカルパッチョ

 

まぁ、あれこれ書いてますけど、TV版とOVAを短期間で3周するくらい面白いです。観る度に泣き笑いして、すっかりハマってCDも大人買いしてしまいました。

 

次は劇場版の感想を書きます。既に3回観ました。(重症)

 

ほなほな。

「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の感想(0)

前作を叩きまくったので優しいヤマトファンのほとんどは読まないでしょうが、感想を書いていきます。今回は本編が始まる前の部分について。

 

私はTwitterをやってまして、2202が始まってから少なからぬヤマトファンにブロックされています。(笑) 批判を続けていることが原因でしょう。

 

ヤマト界隈にとどまらず、「批判」と「誹謗」の区別がまったくつかない人たちが少なからずいます。食用の味噌も「ウンコだ!」と拒否するわけです。最近話題のサッカー代表に関する報道にしても、日本国内と海外では大違いで、海外では的確な批判が行われています。2002年の時に韓国が派手に八百長をした時も日本国内は韓国を応援するムード一色で批判する人はほとんどいませんでした。飯島愛さんくらい?

 

改めて書きます。「誹謗」や「中傷」はネガティブな行為です。そして、「批判」はポジティブな行為です。批判は明確な根拠や論理が必要で、議論に発展させられます。誹謗はディベートごっこはできたとしても議論にはなりえません。そして、批判するには知性と知識が必要です。

 

まぁ、誹謗の要素を含む批判ってのもありますがね。

 

何はともあれ、私は良いものは良いと言い続けますし、悪いものは悪いと、ダメなものはダメだと言い続けます。異論はもちろん認めます。

 

さてさて、今回は本編が始まる前に流れた「これまでの宇宙戦艦ヤマト」について書いていきます。

 

「常に最悪の事態に備えて行動する。」

 

芹沢虎鉄がナレーションですよ。

 

2199ではガミラスへの先制攻撃を命じたり、沖田艦長を更迭したり、ヤマト計画の妨害をし続け、2202では波動砲艦隊構想を推進してました。

 

「これまでの宇宙戦艦ヤマト」は総集編みたいなもんです。ガミラスとの戦いからガトランティスとの戦いが終わるまでを芹沢が語る感じ。

 

敵の全容を知ろうともせずにいきなり攻撃命令を出したのは「最悪の事態に備えて行動する」ことがモットーだからってのは、どう考えてもおかしいでしょう。

 

道端で見たことがない蛇がいたとして、いきなり攻撃しますか?

 

毒を持っていたら? 血清がなかったら? 慎重に物事を進める人間は決してそんなことはしません。現実世界では領空なり領海を侵犯した相手に発泡することはあるので、攻撃したこと自体は否定しません。ただ、モットーには反するんじゃないか?と。

 

# 余談ですが、艦艇が被弾して爆発するシーンの作画が素晴らしいです。

 

ガミラスの母星が滅亡に瀕していて、代わりになる星を探して地球を~というのは2199の設定を変えてますね。

 

2199のガミラス覇権主義国家で、大小マゼラン星雲を統一後、彼らから見て辺境の天の川銀河に手を伸ばしていました。2202でガミラス人が生きるための特殊な条件が後付で追加されたことを考えると、地球を母星の代わりに~という説明は矛盾します。

 

また、条件を満たすかどうか調べる前にいちいち戦力を割きますかね? いちいち戦う暇があるならさっさと母星の代わりになる星を探しますよね。こういった改変は2202以降のスタッフの悪癖です。

 

新見をスパイとして送り込んでイズモ計画復活を企んだ下りも出てきました。ヤマト計画を妨害したという罪で芹沢と新見は罰せられないといけないと思うんですけど、結局うやむやになりましたね。独房入りで済む話じゃないですよ。

 

そして2202上映時に話題になった、イスカンダルとの約束の反故。一個人の口約束に過ぎないって、やはりおかしいですよ。人としておかしい。もう少しまともな理由はつけられなかったのかと改めて思いました。で、責任は取らないんですよね。(笑)

 

2202以降の部分はもう語る気もありません。

 

兵器が雑草のように生えてくる敵に対して、時間断層があれば兵器は無尽蔵? 資源はどーすんだよw 見せたいもの、語りたいもののために細部を手抜きしたち誤魔化したりご都合主義のオンパレードになった時点で2199のポリシーとは真逆になっていて、だからこそ「続編」として失敗したんです。菱形中毒の副監督だけのせいではありません。

 

「終わりは?」と入った部分の演出は良いです。元が酷いのが残念。

 

高次元にいる古代を救うために時間断層が崩壊するエネルギーを~という結論に至った理由は相変わらず謎ですね。元環境大臣のスピーチみたいな。(笑) どうやって崩壊させるのか、崩壊させることで地球に影響を与えないのかなど、疑問は尽きません。

 

とはいえ、もう終わった話なのでね。

 

2202は2199の続編として世に出てしまった。旧作のようにパラレルワールドとして2202を作り直すことをせずに続編を作ってしまった。しかも旧作と同じルートを辿ろうとしている。

 

2202であれこれとしでかしてしまった部分に引きずられることが確定している状況でどれだけ持ち直せるのか、それとも同じ愚行を繰り返すのか。正直、本編が始まる時は不安な気持ちしかありませんでした。

 

本編の感想を書く前に私のスタンスをはっきりさせておくと、旧作と同じルートを辿ることは支持しません。基本方針が間違っていたからヤマトは衰退したんです。

 

新訳みたいなものではなく、地球がコスモリバースで救われた後、新しい展開でヤマトの世界が広がることを私は望んでいました。

 

本編の感想は11/8にアップ予定です。

 

ほなほな

メカコレクション 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち デウスーラⅢ世

昨日から上映&配信が始まりました、「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」に登場するデウスーラⅢ世のキットが届いたので紹介してみます。

 

なお、作品の感想はまだ鑑賞されていない方もいらっしゃるため、一切書きません。そのうち書く予定です。

 

ヤマトのリメイクシリーズでは、デスラー総統が乗る艦はどれも巨大でコアシップ以外デザインも旧作とは大違いでした。「さらば」や2に登場したデスラー艦が大好きな私にとって、かなり不満でした。

 

新作でデウスーラⅢ世のデザインが発表された時は文字通り狂喜しました。メカコレも若干の不安を抱きながら複数個注文しました。

 

若干の不安というのは・・・リメイクシリーズのヤマトのメカコレって小さいんですよ。1/1000がちょっと大きすぎる&値段が高いこともあって、もう少し大きなサイズで欲しいと常々思っていました。

 

では、レビューらしきものを書いていきます。

 

箱はメカコレにしてはちょっと大きめです。前作のカラクルム級?のキットの箱もこれくらいだったような?

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ランナーは4枚で水転写デカールがついてます。2202のキットからシールではなくデカールになったんですよね。これは非常に良いです。

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デカールは甲板の先に貼るものと艦体の横に貼るものの2種類。

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仮組みしてみました。2199に登場したダロルドとはデザインが異なります。

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ヤマトファンが大好き?な瞬間物質移送器がついてます。これは良いアレンジ。

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戦闘甲板のディティールはモデラーの腕の見せどころですね。老眼泣かせとも言います。砲塔に細いドリルで穴を開けると良いでしょう。デスラー砲をつける部分には蓋があります。

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こちらは飛行甲板。白いラインは自力で塗装する必要があります。

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甲板の裏側はこんな感じ。自信がある人は削って磁石でも埋め込むと良いでしょう。

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ブリッジ周り。主砲と副砲はつながってます。気になる人は折らないよう気をつけて分離させましょう。

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分離しそうなブリッジ。今回は大人の事情で分離しないそうです。窓?の部分はスミ入れの要領で塗ればいいでしょう。

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艦橋を支える支柱の部分は前後のモナカ割。写真では隙間があいてますけど、接着すればOK。合わせ目消しはしないで済みそうです。

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艦体後部。このディティールの素晴らしさよ。ヤマトファンはこれを待っていた!

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真面目?に作る人が困るのは艦体両サイドの隙間。他のパーツはゲート跡をきっちり処理すればきっちりハマるんですけど、ここは何かしら対処したほうが良いかもしれません。私は溶きパテを流し込んでシンナーを含ませた綿棒で余分な部分を拭き取る~というやり方か、BONDICを流し込んで拭き取りをしてから硬化させるやり方で対処する予定です。

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艦底部の隙間はあまり気になりません。

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デスラー砲は左右分割のモナカ割。ゲート跡の処理してなくてすいません。^^;

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砲口はちゃんと穴が空いてます。が、整形した方が良さそうですね。

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では、大きさ比較いってみます。まずは旧メカコレの三段空母との比較。

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続いて、2199のキリシマとの比較。明らかにサイズが大きくなってます。

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ほんと、こういうのを待ってたんですよ。これくらいのサイズで2205ヤマトも発売してほしいです。バルメスという名の三段空母もサイズが見直されているなら買ってしまいそうです。

 

今回のデウスーラIII世は、リメイク版のメカコレで一番の良キットだと思います。2199と2202もこのサイズでキット化してほしかったな~。

 

今のところ、2205からはこれとバルメス、1/1000のアスカのキット化が決まっていますが、主役のヤマトやヒュウガ、コスモパイソン、敵のメカ、そして何より! コスモタイガーIIのキット化を期待します。1/72もお願いします。

 

というわけで、デウスーラIII世は久々に作っていてテンションが上がるキットでした。

 

ほなほな。

生まれて初めてFenderを買った。

何がきっかけになったのかまったく記憶にないものの、楽器からは遠ざかってました。ギターもベースも弾こうという気持ちになれず、当然、そうなると何も買わなくなるわけで。

 

なのに、こないだヨドバシカメラを徘徊していたら、買ってしまいました。

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どうも私は「安い楽器しか買わない人」と思われてるようで、それは事実ではありません。YAMAHAのAPXが発売されたら50万のモデルを即金で買ったり、K.Yairiのオーダー品を買ったり、ラックマウントのエフェクターを買いまくったり、相当散財してきました。その結果、楽器に関しては調整をしっかりやって、パーツを交換すれば十分に使えるという境地に至ったんです。

 

Gibson、Martin、Fenderは買わないと決め、Gibsonはあっさり、それも何本も買った(ほぼ放出)ものの、MartinとFenderに関しては楽器を始めて36年間、1本も買わずにきました。

 

今回買ったのはFender Made In Japan Traditionalの60s Precision Bassです。

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馴染みのリペアマン達が私にしては珍しい買い物と驚いていました。(笑) まぁ、いたって普通ですよね。

 

ちなみにこれに決めたのは、何本か試奏した中で一番良かったからです。

 

ヘッドは飴色ではなくクリアをそのまま塗った感じ。Fenderのロゴは悪くないですね。

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ヘッド裏。シリアルはソフトで塗りつぶしました。ペグは可もなく不可もなし。

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指板はパーフェローではなくローズウッド。カラッカラに乾いてました。

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コントロール部分はいたって普通。オリジナルのピックアップも不満は感じません。

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ボディ材はバスウッドでした。自作する時には候補から外れますが、完成品として買うなら悪くないです。軽くて取り回しが楽です。ヘッド落ちもしません。

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ベースに関してはショートスケールのEpiphoneのEB-0を魔改造したものがメインになっていたからか、違和感を感じました。弾いているうちに慣れるでしょう。

 

残念だったのは、10万くらいするのに調整がめちゃくちゃだったこと。何だこれ?と思うくらい酷い状態でした。ヨドバシに限らず、状態が悪いまま展示するケースはあるので、ここは楽器店には気をつけてもらいたいです。

 

あと、ノイズがけっこう気になりました。たぶんノイズ対策がされていないか、キャビティに導電塗料を塗っただけだったりするんでしょうね。ノイズ対策に関しては20万くらいのZemaitisでも適当だったりします。ピックアップキャビディに導電塗料やテープを貼るだけでは効果はなく、アースを落とさないといけません。

 

とりあえずストラップピンをPlanet Wavesのロックピンに交換して、今後の改造予定としては・・・

  • ボディのすべてのネジ穴を補強する。
  • ノイズ対策をきっちりやる。
  • ブリッジはBabiczかHip Shotのに交換する。
  • DuncanのSRB-1nを増設する。
  • ↑にともない、2V2Tに変更する。

ピックアップを交換するかどうかは悩みどころです。DuncanのSPB-2かSPB-3、またはEMGのGZR-Pにしようかと考えてはいますが、今のも悪くないんですよね。

 

プレベを買ったら、次はFenderジャズベが欲しくなってきたのは内緒。

 

ほなほな。

CHUWI Gemibook 13インチ

もう9月も半ばですよ。相変わらず仕事に追われまくってます。

 

前々からAmazonで、知らないメーカーのラップトップを見かけてきて、ちょっと興味が湧いていたんです。いわゆる中華ノートってやつです。

 

LenovoAsusといったメーカーもあるので、一概にダメだと決めつけるのは良くない・・・けれど、スペックと値段が見合ってないし、サポートも不安、というか、

 

 

ラップトップ使い切れないくらい持ってるじゃん?

 

 

というわけ?で、買いました。お値段は34,000円でした。スペックは以下の通り。

  • メーカー:CHUWI
  • シリーズ名:2021 gemibook
  • CPU:Intel Celeron GemiLake J4125
  • メモリ:LPDDR4 8GB
  • SSD:256GB
  • ディスプレイ:13インチ 3:2 4Kディスプレイ
  • OS:Windows 10 Home
  • その他:PD充電可能

改めて、買値は新品で34,000円でした。

 

まずは箱。・・・こっちは裏面でした。

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こっちが表でした。CHUWIと書いてツーウェイと読むそうです。東芝の家電部門を買収した美的集団もMIDEAって書くので、中国語は面白いです。そういえばMIDEAってミデアなのかマイディアなのか、どっちなんですかね。

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側面にはスペックのステッカーが貼ってあります。Linuxモデルもあるんでしょうか。

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中身。割とちゃんと梱包されてます。細長い箱にはACアダプターが入ってます。

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ちょっとチープな質感のACアダプターと本体。もっと雑な梱包だと思ってました。アダプターはコンセントに挿す部分が折りたたみ可能で、好印象です。

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本体。筐体は金属素材が使われてるみたいです。触るとひんやりしてます。ロゴは光ったりしません。

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裏面。右側にあるフタを開けるとSSDスロットが見えます。ここにm.2でSATASSDを挿すと増設できます。ちなみに、フタを固定するネジとSSDを固定するネジが異常に固くてギターの改造とかで使う電動ドリル兼ドライバーを使って外しました。接着してるのかと思う固さでした。

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右側面は電源ポートとUSB-Cのポートのみ。小さい穴はマイクらしいです。

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左側面は、かなり見づらいですけど奥側にUSB 3.0ポート、手前にMicroSDカードスロットと3.5 mmイヤホンジャックがついてます。

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キーボードはUSキー、いわゆる英語キーボードです。タッチパッドは広め。さすがにここは金属素材ではなくプラっぽいです。

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セットアップ中は、コルタナの声が毎回必ず最初の方が再生されない現象が起きた以外は問題なし。音声の再生は、必ずワンテンポ遅れるというか、何なんでしょう?

 

試しにDaznでサッカーの試合を観戦してみました。液晶は普通に綺麗で、スピーカーも普通に良いです。手持ちのラップトップと比べると、Macには劣るけれどLG Gramよりは良い感じ。(初代のLG Gramのスピーカーはしょぼい) もたつく感じもなく、ちょっと残念でした。もっとヤバいのを期待してました。(ぉ

 

難点は、熱です。熱。

 

膝の上に載せて作業とかすると、たぶん火傷します。冷却台かなんかの上に乗せて使ったほうが良さそうです。

 

あとは、増設用のSSDをつけるとき、フタの裏にあるテープは剥がさないで良さそうです。または、剥がして冷却シートを貼った方が良いかもしれません。

 

ネットサーフィンや文書作成くらいなら、十分に使える製品だと思います。既にデスクトップを使っていて、Officeのライセンスが余ってる~なんて人にはおすすめ。これが34,000円とかおかしいですよw しっかり、Windows 11にも対応してますしね。

 

中華製品、いや、中国メーカー恐るべし。

 

ほなほな。

 

 

テレワークを始めて使わなくなったもの

あっという間に8月が終わりました。仕事が忙しいと時間がたつのが本当に早いです。

 

去年の1月から始まったテレワーク生活も21ヶ月目に突入ですよ。通勤しなくて済むこと、外食に使う金額が減ったことはメリットですが、運動不足になりますね。朝から夜まで座りっぱなしで作業してきたせいで、ちょっと歩くとしんどいです。

 

最寄りのスポーツセンターは閉まってますし、温水プールも閉まっていて、散歩するかサイクリングするくらいしか方法が思いつかないんですが、性格的に目的なしで歩いたり自転車で走るのが苦手で。あと、夏は暑いですしね。

 

さて、今回のネタは、テレワーク生活が始まってから使わなくなったものです。その製品がダメだというわけではないので、あしからず。

 

タブレット

KindleiPadも使わなくなりました。ずっとPCの前にいますからね。作業中に動画やら何やらを観るときはモニター大きいラップトップを使いますし、出番はゼロになりました。

 

Pocket WiFi

持ってることすら忘れてました。スマホテザリングもありますし、私が持ってるY!mobileは回線がsoftbankになってしまったこともあって、解約を考えています。softbankWiFiはつながりにくい感じがします。auと長年併用してきた感想です。

 

ワイヤレスイヤホンとヘッドホン

せっかくSENNHEISERのそれなりに高いイヤホンとヘッドホンを買ったのに、完全に置物と化してます。会議をするときは骨伝導ヘッドセットを使うのと、音楽を聴いたりするときはUSB接続のヘッドホンを使ってます。そもそも、PS4とかにはそのままでは使えませんしね。

 

履くとしたらサンダルですね。外に出るのはタバコを買いにコンビニに行く時くらいです。飲み物とかはすべてヨドバシかAmazonです。自炊に飽きたら出前館。ネット上のコロナの闘病記を見てから、本当に必要な時しか外には出なくなりました。

 

カバン

外に出ませんからね。まとめて倉庫に放り込みました。

 

カメラ

テレワーク生活に入るまでは常に持ち歩いていて、景色とか撮影してたんですけどね。机の上に置きっぱなしです。ブログ用の撮影はiPhone XRばっかり使ってます。データの転送がだるいんですよ。

 

スマホ

通話はMeetかSlackかLINEを使うので、スマホも置物と化してます。基本的に電話で話すのが大嫌いなので、ネットサーフィンやゲーム、チャット用途で使ってました。

 

他にも会議の時以外は上半身裸がデフォになったりしてますが、どうでもいいので割愛します。

 

コロナがいつ収まるのか、働き方は元に戻るのか、よくわかりませんけど、確実に言えるのは、もう満員電車には耐えられないってことです。通勤自体、もう耐えられないかもしれません。

 

ほなほな。

Windows 11に備えてPCを新調する。(おまけ)

昨日、こんなのを買ったんですよ。

 

 

見ての通り、ケースファンをUSB接続に変換するケーブルです。ところで、Mauknciって何て読むんですかね? マウクンチ?

 

何のために買ったのかというと、取り付けた翌日に動かなくなったこいつの検証をするためです。 

 

誰かの役に立つかどうかはさっぱりわからない(たぶん役に立たない)と思いつつ、取り付け時のことを書いてみます。

  • AUTOモードでは動くがPWMモードでは止まる。
  • 動作時の音が変。ポンプがちゃんと動いてない感じ。
  • 翌日、いきなりCPUの温度が100℃を超えて落ちるようになった。
  • 何度電源を入れ直しても症状変わらず。
  • 取り付け直しても症状変わらず。
  • AUTOにしてもPWMにしても動かない。

こりゃダメだってことで空冷にしたわけです。

 

しかし、安売りで1万円未満だったとはいえ、このまま置物にするのもなぁ~と思い、最後のあがきで変換ケーブルを買った次第。これなら取り付けなくてもテストできますし。

 

作業は昨日の夜中に思いつきでやったので画像はありません。

 

まず、Celsius S24のラジエータに120mmファンを取り付けた後、ASRock X300の前面にあるUSB 3.0ポートにつないで・・・

 

動かない。orz

 

もしかしたら・・・と思ってケースファンだけつないだら・・・

 

ケースファンも動かない。orz

 

口直しにJOJOの第二部を観て、シュトロハイムのセリフを聞いてMPを回復しました。

 

「う…うろたえるんじゃあないッ!ドイツ軍人はうろたえないッ!」

 

次に、USBケーブルをPC本体ではなく、ACアダプタにつなげました。すると、ケースファンは普通に回転し始めました。

 

そして、Celsiusu S24につないでみたら・・・

 

動かない。orz

 

しかし、くじけずに何度か電源を入れ直したら・・・

 

動いた!(゚∀゚)

 

AUTOモードでもPWMモードでも動作音は変わるものの、動きます。動作音も、取付直後のものとは明らかに違い、安定してる感じがしました。(何じゃそりゃ)

 

10回くらい電源を入れたり落としたりしても、動作します。X300につないで動かなかったのは12Vじゃなかったからでしょう。たぶん。しかし、新調したPCでCPU FANやPWMのところに挿して動かなかったのは謎ですね。

 

というわけで、動作しなかった理由は不明ですが、Fractal DesignのCelsius S24はたぶん使えます。

 

さて、どうしようw