Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

ミニコンバーターの補修

helicoのシュクルやデルタのビンテージなど、普通のコンバーターが使えない万年筆に使えるコンバーターを海外から取り寄せて使っています。

 

これはシュクルに使っていたものなんですが・・・作りが雑。本当に雑。

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バッキバキにヒビが入っています。

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ちょっとわかりづらいかもしれませんが、切った部分がそのままで触った心地が悪いです。

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切り口の処理が雑なところはヤスリでささっと削ってしまいます。斜めに削らないようにするだけでOK。

 

ヒビが入ったり、強度的に不安があるところはこれを使います。

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瞬間接着剤は、これかWAVEの黒い瞬間接着剤を使ってます。後者は盛り付けが必要な場合に使います。今はBONDICがあるのでもう黒い方は買わないかな。画像のが良い理由はブラシがついていて塗りやすいからです。余計につけずに済みますし。

 

補修の手順はこんな感じ。

  1. コンバーターをバラす。
  2. ヒビが入ったパーツの全体を瞬間接着剤でコーティングする。
    ※他のパーツと接触する部分は慎重に。
  3. カメラ用のエアブロワーで空気を送るか硬化促進剤で硬化させる。
  4. 組み立ててみて、緩い部分やインク漏れの原因になりそうな部分があったらまたバラして瞬間接着剤を塗る。
  5. 全部終わったら見栄え的に微妙な部分を1000番くらいのヤスリで磨く。

 

完成後。

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めんどくさくて(外から見えないし)硬化促進剤を使ったら部分的に白化しました。シュクルに使うと少しぐらつくので、もう少しいじるかもしれません。

 

今回はTG-5にフラッシュディフューザーをつけて撮ってみました。思いきり影が入る状態で試してみましたが・・・まだまだ練習が必要ですね。

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ほとんど出番がないG5X。マニュアルの厚さに萎えてますw

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ほなほな。