最近、すっかり万年筆を買わなくなりました。まぁ、去年だけで100本以上買いましたからね。
特に欲しいものがなくなったこともありますけど、一番の理由は・・・
洗うのが面倒。
筆記用具としては国産のボールペンが最強だと思います。
すっかり万年筆に対する物欲が失せて、もう買わないだろうと思っていたら・・・買いました。パイロットのカクノの透明ボディです。
全景。除光液とかヤスリで装飾を落とす必要はありません。
違う角度から。
同軸の後端には空気穴とJAPANの文字が。透明感が素晴らしい。
キャップ側にも空気穴があります。
カクノはペン先が乾きやすいと言われますが、私はそうは思いません。いたって普通です。キャップ側の空気穴をふさぐ改造をたまに見ますけど、インナーキャップがあるので意味は無いような・・・
透明感がわかるかもしれない写真。いっさい手を加えてはいません。
キャップには転倒防止の突起がついてます。
今回、字幅はEFを選びました。よーく見てみると、ペン先のデザインが今までと違います。透明ボディのペン先は舌を出してます。
ペン先の裏。EFだけにペンポイントが小さいです。
書き味はちょっとカリカリするものの、細字が書けて細字派な私は大満足です。
LAMYのVistaやパイロットの92など透明ボディの万年筆はいくつも買ってきました。カクノはその中でもベストな出来です。値段は安く、品質は安定していて、おまけにパイロットはサポートも充実しています。ペンドクターやスタッフの皆さんも素晴らしい方ばかりで、万年筆メーカーの中で私はパイロットが一番好きです。
腕に自信がある方は染色してもいいでしょうし、クリアーカラーで塗装してもいいでしょう。一番のおすすめはSDNを使った染色です。
ほなほな。