少し緊張感を味わいたくて、リペイントした万年筆は親しい仲間に配ってます。技術料とかブランド料(笑)はもちろんもらわず、万年筆本体の代金だけいただく形式です。
別に、たいして難しいことをしているわけではないので、安価な筆記用具をリペイントする仲間が増えたら嬉しいな~というノリでブログを書いてます。
今回も偏光パール塗料を使います。タミヤのボトルの中にはガイアノーツのプリズムカラーを希釈したものが入ってます。
使っているシンナーはガイアノーツのメタリックマスターとプロユースシンナーで、パール塗料にはメタリックマスターを、他の塗料にはプロユースシンナーを使ってます。
希釈率は塗料1に対してシンナーを3.5くらいにしています。
こちらはサーフェイサー。ガイアノーツのサーフェイサーエヴォ ブラックをプロユースシンナーで希釈したものを入れてます。サーフェイサー1に対してシンナー2.5の割合で希釈してます。
万年筆に使うエアブラシは毎度おなじみ?のタミヤ製です。ノズル口径0.3mmの方を主に使ってます。トリガー式の方が好みだから使っているだけで、よほど安いものでなければ何でもいいです。
今回の実験台。エルバンの安い万年筆とハイエースネオです。
仲間にあげる分の乾燥時間にクリアーパープルを吹いてみました。今回は試しに4倍に薄めてます。
ハイエースネオはネジ部分にヒビが入ってしまい、塗装で誤魔化しました。これから水研ぎや研磨をして、どれだけ変わるのかが楽しみです。
今回のメインディッシュその1。ペリカンのツイスト。字幅はMです。
続いてカクノ透明ボディ。上は私物です。
両方共シールが貼られていて、ツイストはウェルドラインががっつり入ってます。
首軸ときれいにつながってます。首軸がゴム製でなければ綺麗にできるんですけどね。。。
ちなみに、シールは剥がし液などを使って丁寧に剥がします。今のところ、カクノは簡単に剥がせています。ツイストは(ry
全体を320番~400番~600番~800番のヤスリで丁寧にサンディングして、カスなどを取り除いたらサーフェイサーを吹きます。
食器乾燥機みたいなので十分に乾燥させたら、プリズムカラーのパープルグリーンを吹いていきます。ちょっと遠目から、パウダーを振りかける感覚で吹いては乾かし、拭いては乾かし~を繰り返していきます。
カクノも一緒に吹いていきます。
すごくわかりづらい喩えをするなら、コハダの仕込みで塩を振るのに似ているような、似ていないような・・・
焦らずのんびり吹いていくと、こんな感じに。
次はツイストをプリズムカラーのブルーグリーンで塗りつつ、今回のメインディッシュと実験台を仕上げていきます。
ほなほな。