helicoの件、海外からも反応がありました。というか、工房?を紹介されました。
やりとりの内容は
- 客をブロックするなんてありえない。
- ペン芯の折れとかは同等品と即交換か返金するのが普通。
- 買って間もなく不具合が出るのは売ってはいけないレベルだから。
- 工房の対応が不誠実なら仲間と行動を起こすべき。
てな感じ。なお、工房を紹介してくれた方は関係者ではなく万年筆ファンであるとのこと。
さてさて・・・
デルタが経営難のため長期休業になりました。
ここの万年筆は前にVirtuosaを買い、ステンレスニブで28,000円という強気な価格設定、Fの刻印の意味がわからなくなる字幅の極太さにビビった記憶があります。その後、難波のペレペンナさんから悪い仲間(冗談です)経由で2本お迎えしていたので、今回はそれの紹介をば。
日本限定モデル第6弾のインシエーメと第8弾のイルジオーネです。
見た目は普通のヴィンテージコレクションと一緒です。
キャップリングにはDELTAのロゴが入ってます。
インシエーメの胴軸部分は綺麗です。
美しい。
キャップはどちらも単色で柄はなし。値段の割には安っぽ(ry
イルジオーネの胴軸部分。複数のレジンを混ぜ合わせています。
この部分はなかなか綺麗です。
加減の難しさがあるにせよ、もう少し真面目に混ぜてほしかったような。(汗)
ペン先。
ペン先の裏。左は調整なし、右は仲谷ペンドクターの調整が入ってます。
カートリッジ専用とされていますが、カヴェコのコンバーターやミニサイズの欧州規格のコンバーターが合う場合があります。精度に問題があるのか、カヴェコでも合ったり合わなかったり。
書き味の方は、仲谷ペンドクターが調整したインシエーメは素晴らしいです。イルジオーネは前に購入したヴィルトゥオーサと同様、国産のBの万年筆と同じようなもんです。細字派な私の好みではありません。
3本ほど買って使った感想としては・・・「長期休業になるのは仕方がない」かな~。
飾りにするにはいまいち豪華さに欠けますし、筆記用具としても質が中途半端な印象を受けます。要するに、コスパが悪い。
イタリアの万年筆なら、私はアウロラとモンテグラッパをお勧めするかな。飾りとしてのレベル、筆記用具としてのレベル、どちらも高いのはアウロラ、次点でモンテグラッパという印象があります。いずれ、このブログでもネタにしましょう。
次はペリカンのM200スモーキークォーツとコニャックの比較をネタにする予定です。
ほなほな。