行きと同じく8時間かけて我が家に戻ってきました。
旅行記の続きは明日以降書くとして、今回は別府行きの主目的である、明石文昭堂90周年記念万年筆のレビューをしてみます。
箱はパイロットのおなじみのやつ。
箱の内装も同じ。
付属品はいつもと同じ・・・ではなく、カートリッジが5本もついてました。
本体。黒っぽく見えますけど、ダークブルーです。
参考に別府湾の海の色を。ちょうどこんな感じの色です。
天冠はシンプルそのもの。
胴軸の後ろ側もシンプルそのもの。
キャップリングには”AKASHI 90th”と刻印が入ってます。裏側には”JAPAN”の刻印が入っています。
オリジナルデザインのニブ。
”BEPPU”の文字と湯けむりをイメージした模様が入ってます。
下には”90th AKASHI”と入ってます。14金で字幅はFを選びました。
ペン先の裏側。
コンバーターはCON-70がついています。インクは一緒に買ったBEPPUベイブルーを入れました。
書き味その他はさすがパイロットで安定の極みといったところ。ツッコミどころがなさすぎて面白くありません。が、これが標準に、万年筆を評価する基準になるべきでしょう。
残念ながらこの万年筆は売切になったそうです。
お店の方曰く、地元に支えられて90年続けてきたから地元の人の手に渡ってほしいとのこと。その言葉を聞いて今回、別府まで行ってきました。別府の海の色を見てから買いたいと思ったのと、お店のポリシーに惹かれたのが大きかったです。
ベースになったカスタムヘリテイジ912は前にFMを買ったつもりがSMを買ってしまい、使いきれなかった苦い記憶があって、やっと使いこなせるものが手に入ったという意味でもこの万年筆を手に入れた意味はありました。
お店の方では10/6~10/7にペンクリニックやインク工房、古い文房具の展示などが行われるそうです。オリジナルインクは常に試筆可能な状態になっていますから、九州在住の方は行ってみてはいかがでしょうか。
ほなほな。