友人のためにストラトを作る前にリハビリとして自分のベースのボディを交換することにしました。
今回はアイチ木材からライトアッシュを外周とネックポケットだけルーター加工をお願いして、後はパーツ構成に合わせて加工していきます。
交換前の姿。これはこれで好きでした。が、バスウッドはやはり柔らかすぎます。ネジ穴が駄目になりますし、塗装も吹き付けでないといまいちな仕上がりになります。
ボディ前面。ピックアップはEMGのPと35P4をつけることにして、Pの位置は若干ネック寄りに変えています。真四角にザグってあるのはEMGは横から見ると台形になるからです。
裏側。バックパネルを使うことにしたのはBTCの調整をする際に楽だからです。
加工が終わったら、コンター部分の縁をなだらかにして#1000までサンディングをします。アッシュは硬い部分と柔らかい部分の差があるので#1000でやめときます。
塗装は、ネックが染料を使わずにいきなりジェルカラーニスを塗ったので、こちらもジェルカラーニスのウォルナットをウェスで塗っていきます。
ジェルカラーニスはニスと言いつつも木材に染み込ませる塗料です。塗膜を作ろうとせずに薄く塗り伸ばして生地に浸透させるつもりで塗るのがポイントです。
今回は2回塗った後、ジェルカラーニスの透明クリアを何度か塗っておしまいです。キャビティ内はボディの仕上げが終わってから水性ニスを筆塗りしていきます。EMGを使うので導電塗料は塗りません。
最近、ギターやベースの製作動画を見るのが楽しくて、特にWarwickとKieselの動画が面白いです。ほぼ機械化していてサンディングや組み込み、仕上げだけ人の手でやっているんですね。
アコギではスロバキアのDowinaというブランドの製作動画が面白いです。
ここのギター、意外と安いんです。一度、試奏してみたいもんです。
ほなほな。