Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第六章「回生篇」の感想【メカニック編】

というわけ?で、感想を書いてみます。ストーリーの感想はまだ書きません。

 

カニックに関しては副監督が何ヶ月も前からネタバレしまくっているので問題はなかろうと考えて、今回はメカニック編と題して書いてみます。

 

波動実験艦 銀河

元々、戦闘目的で作られたわけではないそうです。目的はあくまでも波動エネルギーの調査や実験。・・・でも、あの窓はないわ。(笑) ついている武装はコスモリバースが拒否して作動しないんだとか。変なの。オカルトかw

 

本編を見てみて、銀河という存在に対して否定的な気持ちにはならないものの、あのデザインである必要性はまったく感じませんでした。波動砲口からCRSを発射(これも謎ではある)するなら、シャチハタを突っ込む必要はありませんね。

 

ちなみに乗組員の服は真っ黒。

 

ゼルグート級+ガミラス臣民の壁

またまた大量に出てきました。壁はワープを阻害する機能が重要らしいですが、敵が至近距離にいるのに阻害して何の意味があるのやら。あと、ゼルグート級には相変わらず悪趣味な模様がついてます。壁の移動自体はゼルグート級でなくても良いらしく、ますます謎が深まります。

 

そういえば、カラクルム級こと大戦艦は第一章で使った兵器を使わなくなりましたね。あれなら壁関係なしで攻撃できるのに。

 

ドレッドノート

ようやくメカコレでの発売が決まりました。1箱に2個入りで2パターン、合計4種類ってどこかの万年筆メーカーばりのカラバリ攻勢ですな。

 

これに限らず、わざわざ色違いにする必要性が感じらないんですよ。ガンダムジムコマンドじゃあるまいし。もしかしたら、宙域を移動すると勝手に色が変わる機能があったりするのかも。

 

今回もいっぱい出てきましたね~。アンドロメダのブースターとして。壊れたアンドロメダを牽引するときはまだ許せました。しかし・・・

 

アンドロメダブラック

名前からしてダサいです。聖闘士星矢の暗黒聖闘士を思い出します。あ、ドラゴンボールもか。悟空ブラックとかいたような。ドクロマークも最高にダサいですね。横に聖書の一節なんか入れちゃって、大丈夫なんでしょうか? 

 

無人艦となり、艦載機は廃止、スラスター追加。決戦兵器である波動砲もAIが勝手に使うわけですから危険極まりない兵器になりました。ヤマトがテレザートに旅立ってからどれだけ時間が過ぎたのかわかりません(せいぜい2ヶ月くらい?)けど、2ヶ月として時間断層では2年弱、それで乗組員ゼロにできるってすごいですねぇ。

 

つい最近観た復活篇で戦術長が勝手に独断で波動砲のトリガーを引こうとして古代にビンタされる大爆笑シーン同様、波動砲の危険性が2202では考慮されていないことがわかります。ハッキングされたらどーすんねん。1隻で地球は破滅ですぜ。

 

アンドロメダ

第五章で半壊状態になったアンドロメダを改良してわざわざカラーリングもヤマト風(でも左右非対称)に変えて、乗員はなんと艦長のみ。・・・それなら、パイロットを乗せた方がいいのでは?と思うのは私だけでしょうか。どうやって操艦するのか不思議です。ファイヤーフォックス(大昔の映画)ばりに思考誘導装置でもついているんでしょうか。付随する艦隊も艦長の声に連動して攻撃してましたし。艦長大忙しですな。

 

波動砲口に真横に板がついているのは・・・まさか威力が倍になるとか? それなら縦と斜めにもつけないと。(ぉ

 

ノイ・バルグレイ

副監督がネタバレしていたのがやはり本編に出てしまいました。orz

 

空母型アンドロメダにどっかで見たレーダーと悪趣味な模様をつけて悪趣味なカラーリングにしたものをガミラスが使うことに。ユリーシャがブチ切れますね。まったく同じ色と形でシュデルグ、ランベア、ダロルドも出ます。バーガーは何故かバルグレイに乗るという。DQNネームをつける親よりテキトーなネーミングに絶句します。ガミラス趣味悪いな。センスもない。

 

いくらアンドロメダドレッドノートガミラスの艦船を元にしたとはいえ、同盟国であるとはいえ、ガミラス軍人がこんなのに乗るのか?と今でも思います。はい。

 

諸般の事情により民間機を軍用に無理やり転換したはずのガルントも使うようですよ。ははは。

 

その他のアンドロメダタイプ

これも散々ネタバレされてますね。艦橋が銀河っぽいもの、ガミラスっぽい目玉付きのもの、主砲がマシマシなもの、などなど。圧倒的な兵力を持つ敵が間近に迫っているのに、あれこれ作る余裕があるのは良いですねぇ。モデグラよりガンダム贔屓のHJに掲載されていたオラザク選手権が公式作品の中でいきなり始まったような気分です。オラメダ選手権ってか。

 

Gガンダムの最終話みたいな遊びは、このタイミングではいりません。(きっぱり) こういうのは模型誌でやれよな。・・・あ、副監督は連載なくなったんでしたね。

 

ガミラスっぽいアンドロメダはちょっとかっこいいと思ってしまいました。キット化どころか、活躍するかどうかも怪しいのが残念。

 

ブラックバード

また”ブラック”だよ。(嘲笑)

 

デビルマン加藤が乗る有人機と無人機の2種類。銀河のプラモの説明書で思いきりネタバレしてます。量産型波動コアをばらまいて敵を行動不能にするんだそうですよ。・・・わざわざ敵中に突っ込ませるより、ガミラスの物質転送機を使えよ!と私は思います。ぜんぜん効率的じゃない。

 

ちなみにこれにはドクロマークはついてません。よかった。

 

コスモタイガーII 複座

正式名称は不明。第五章でもちらっと出ていたんだとか。・・・これもまたブラックだよ。「絵の具が余ったから」とか言ってくれよ。乾いた笑いで応えるから。

 

航空隊の活躍に関しては、もう期待しません。技術科は真田さんだけ、機関科は徳川さんだけ、保安部にいたっては完全に空気。第一艦橋のメンバーと空間騎兵以外の乗組員はいないんじゃないか?

 

宇宙戦艦ヤマト 最終決戦仕様

気づきました? メカニックに関しては、すべて副監督がネタバレしてるんですよ。新鮮味も何もあったもんじゃない。

 

これは副監督が雑誌の連載(終了したそうです)に載せていた空中戦艦大和から、ありえないくらい不細工なレーダーとお経と変な模様を取り除いた感じですかね。現在進行系で進む副監督の暴走を止められない制作陣も、さすがに空中戦艦大和をそのまま出さないだけの良識は残っていたようです。平気で艦橋に空き缶つけたり、マニ車を艦底につけたりしますからね。恐ろしいです。

 

小林誠の壁」はガミラス臣民の壁より防御角が広く硬いってか。

 

設定では修理ついでに銀河の兵装を引っ越ししたことになってます。カタパルトを増設したのはアホです。カタパルトだけ増やしても同時に発艦できる数が増えるわけではないのでね。銃の砲身だけ増やしても攻撃力が倍になるわけじゃないのと一緒。幼児がプラモで遊んで作った「さいきょうのやまと」みたいなものかと。

 

なお、レーダーをでかくしなくても出力をあげれば性能は(ry

 

前期ゴストーク級ミサイル戦艦

空母らしいところを見せないまま撃沈したアポロノームにとどめを刺した、通称ゴーランドがいっぱい出ます。他のもちょこっと出るよ! カラクルム級は繭から生まれるからいいとして、こっちは自前で建造なのにこんなにたくさ・・・考えるな、感じろ。

 

きれいにまっすぐ整列したまま破滅ミサイルを撃ったら前の艦にぶつか・・・考えるな、感じろ。

 

デザイン自体は大好きなのでぜひメカコレで出してほしいです。他と同様、旧作のリファイン版として作ります。(にっこり)

 

アポカリクス級航宙母艦 バルゼー

ラクルム級と同じく、破壊の方舟が勝手に生み出す兵器・・・にしてはガトランティスの艦載機が載せられるとか・・・古代アケーリアス文明はユーザーフレンドリーなんだよ! もう、どうでもいい。

 

副監督が言うには、わざわざカラーリングを変えて再登場するとか。私は気づきませんでした。だって、艦載機が発艦してる途中で甲板回転するんだもの。甲板にぶつかって爆発しないかな!?と期待したのに、艦載機のパイロットは手練が多いようです。残念。将官クラスしか出番ないけどなっ!

 

 

 

なお、護衛艦、パトロール艦、つまりヤマトと銀河とアンドロメダドレッドノート級以外の地球側の艦艇の出番はもうなさそうな感じです。キット化もされないでしょう。合掌。

 

 

 

こんなヤマトに誰がした?

 

ほなほな。