Les Paul系は合わないと思いつつ、何故かずっと手元に置いているZemaitis C22MFを改造してみました。
こんなギターです。
このギター、15万くらいする割にいまいちです。どこがいまいちかというと
- ハムバッカーと思えないノイズの多さ
- ぶっといのに弱いネック
- 1万円台のギター並みの作りの雑さ
とりあえずペグをロック式に交換したり、いろいろ調整はしてみた後、ピックアップを何に交換するかで悩みながら時間が過ぎていました。
見た目的にカバー付きのピックアップが似合うんですよ。だがしかしで、あまりカバー付きは売られていません。海外から取り寄せるのもだるいよな~と思っていたある日、これを見つけました。
Lace Almitone Deathbuckerのカバー付きです。
普通のDeathbuckerはサウンドハウスでも15000円くらいで売られています。今回買ったカバー付きはAmazonで何故か8000円台。ほぼ半額じゃないですか。即、購入しました。
表側はカバー付きのピックアップに見えますが、裏側はこんな感じでコイルがありません。
ちなみに、今回2個購入して、同じ年の同じ月に製造されているのに部品が違っていました。(笑) いわゆる足の部分などが全然違います。さすがUSA。
取付後はこんな感じ。
ネック側はポールピースの真上に弦が通りません。このピックアップの場合、ポールピースはないので気にしないことにしました。
ブリッジ側はちょうどいいですね。
Laceの製品全体に言えることですが、1弦の出力が弱いです。なのでこれだけ傾けました。
実際に音出しをしてみた感想は
- HighもLowも良い意味で目立たず、フラットな感じ。
- 取り付け位置でだいぶ音が変わる。
- ノイズはない。
- クリーンも普通にいける。
- 音がモコモコしなくなった。
- Vintageが好きな人には勧めない。
- パッシヴのEMGよりはるかに扱いやすい。
ってな感じです。
今回、交換するついでに配線はやり直しになりました。導電塗料も塗り直し。あまりにも雑というか適当な仕事で、ノイズが多かった原因はここにありました。中途半端なノイズ対策をすると、かえってノイズは増えるので注意しましょう。
ピックアップ交換は面白いですね~。次に交換するとしたら、ES-339とフルアコにBartoliniを載せてみたいかな。
ほなほな。