Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

好きなアーティスト(1)Bakithi Kumalo

コロナ騒ぎで仕事はテレワーク中心になり、持病がある身としては、まずは自分の身を守ることをまず考えます。感染して発病することよりも、他人に移すのが嫌なので慎重になります。

 

さてさて、今回から私が好きなアーティストを紹介していってみようと思います。記念すべき?第一回は南アフリカ出身のベーシスト、Bakithi Kumaloです。

 

Bakithi KumaloはPaul Simonが1986年に出したアルバム”Graceland”に参加して有名になりました。私が初めて知ったのもこのアルバムがきっかけです。

 


Paul Simon - The Boy In The Bubble (Live from The African Concert, 1987)

 

このアルバムがきっかけで一番評価されたのはコーラスグループのLadysmith Black Mambazoだと思われますが、私が一番魅力を感じたのは「店にあった中で一番安かった」WashburnのB-40でオリジナリティあふれるベースラインを奏でるBakithiでした。

 

一番好きな曲はこれ。


Paul Simon - Diamonds On The Soles Of Her Shoes (from The African Concert, 1987)

 

バッキングがベースのみの音源もあったりします。


Paul Simon - Diamonds On The Soles Of Her Shoes(Bass and Voice)

 

個人的に凄いと思うのは、これだけ独特というか濃い演奏なのに曲に溶け込んでることです。技術をひけらかすような曲芸的な演奏が大嫌いな私にはまさにツボ。ギターを初めてすぐの頃にこれを聴き込んだことが音楽嗜好に大いに影響を与えた可能性はおおいにあります。私は凡人なのでベースプレイから彼の影響はフレットレスを使うこと以外まったく感じられないと思いますが。

 

Gracelandで成功を収めた後は何枚かソロアルバムを出した他、セッションミュージシャンとして活動しているようです。ソロアルバムはiTunesで買えます。便利な世の中になりました。可能ならば一度、生で聴いてみたいものです。1991年のPaul Simonの来日公演にBakithiは参加していなかったので。

 

興味がわいた人はまずPaul Simonの”Graceland”を聴いていただきたいです。

 

次回は私にとって神様みたいな存在であるPaul Simonを取り上げる予定です。

 

ほなほな。