コロナ騒動は収束するどころかさらに加速する勢いですね。まぁ、誰かが解決してくれるものではなく、全員が当事者意識を持たないとダメだと思います。全員が感染する可能性があり、重症化する可能性があり、死ぬ可能性があり、誰かを感染させる可能性があることを自覚していきたいもんです。
さて、前回注文したBARTOLINIの59J1 L/SとBARTOLINIのNTMB+GFが届きました。
一緒にBARTOLINIのCD50KS、DPTT-M、A250KAも買いました。
今回はパッシブでも使うのでボリュームポットはA250KAにして、せっかくなのでミッドフリーケンシーセレクターDPTT-Mも買いました。
改造前
改造後
改造前の配線
改造後の配線
今回も作業はNaked Guitar Worksさんにお願いしました。
ひらめき型変態天才リペアマンの小園さんと店長のタダさんと相談した結果、
という仕様に。
一番悩ましかったのはネック側のピックアップがキャビティにはまらなかったことですかね。ブリッジ側ははまったんですけど、音を拾えるかどうかという別の問題も出るのでキャビティを拡げることに。
問題のネック側。上下に飛び出た取り付けネジをはめる部分が内側に拡げてあります。
ブリッジ側。エスカッションのエンド側にゆるやかなRがついているのは小園さんのアイデアだと思います。素晴らしい。
今回、自力でやったのはネック裏の派手に陥没した部分の修正です。まだ終わってませんけどねw
割と深く陥没してしまい、演奏する時に気になるんですよ。
修正は見た目は度外視する方向でやりました。
- ネックを陥没した穴に合わせて傾けて固定する。
- タミヤのイージーサンディングという瞬間接着剤を陥没した部分に若干盛り上がる程度に盛る。
- 硬化促進剤で硬化させる。
- 硬化促進剤が乾いたら#240~#1000の順番で削る。
- Tru Oilでコーティングする。
削るときは何度も何度も何度も何度も触って違和感がないくらいまで削れたら#600以降で傷を消す感じです。ボディなら#60から始めても良いと思います。ネックは、特にIbanezは薄めなので削りすぎないことを重視しました。
今回は最低限のコーティングをして配線部分の作業をお願いしたので、これからまたネックの仕上げはやります。たぶんネック裏の手が当たる部分は全部塗り替えます。
ピックアップとプリアンプを交換した感想はというと
- ネック側もブリッジ側もパワーが段違い。
- BARTOLINI最高
- Low Bもきっちり拾う。
- EQのTREBLEのかかり具合が自然。わざとらしさがない。
- EQのMIDDLEのフリーケンシーセレクターは絶対付けた方が良い。
- EQのBASSは音圧の変化が凄い。
- ノイズはない。(59J1はスプリットコイル)
- BARTOLINIらしくHIGHからLOWまでフラットに出る。
- ニュアンスが出しやすくなった。
一言で言えば、「化けた」なと。
今までIbanezのベースでBARTOLINIがついたものを試奏してきて、良い印象も悪い印象もなかったのに、今回はえらく良い印象を抱きました。プリアンプもBARTOLINIにしたからかもしれません。
ATK-405は放出候補からレギュラーになりました。Dingwallより出番が増えるかも。
次はこないだピックアップ交換をした自作5号機の配線をやり直す予定です。
ほなほな。