前回、新しい現場に移ったと書きましたが・・・
普通に出勤するとえらく疲れる。
平日は何もできません。仕事帰りにルノアールでコーヒーをのんびり飲むことが楽しみになりました。紙のストローはいまいちかなぁ。
新天地は初の渋谷だったりします。渋谷といえばイケベ楽器! だがしかしで楽器関連はもう揃いに揃っているので、まだ渋谷勤務になってから一度もイケベには行ってません。特に欲しい物はないしなぁ。
他にどこか私好みのお店は・・・とGoogle Mapを見ていたら、ありましたよ。非常に危険なお店が。
女性店員に感じの良い接客をされると100%買ってしまう私には危険極まりないお店です。
というわけで、南青山の書斎館に行って買ってきました。
コロナの影響で最近は予約優先になり、入店時に連絡先の記入と消毒を求められます。時間制限もあるみたいで、システム的には非常に良くなったと言えるでしょう。
今回買ったのはPineiderのAvatar UR Demo Amberです。Pineiderは1774年から続く紙製品、筆記具、革製品のブランドで、新興ブランドではありません。なんで日本では知名度が低いのやら。
Pineiderの万年筆は書斎館で購入したAvatorを愛用していて、こないだFacebookで新しいAvatorが発売されたことを知り、買う気満々で書斎館に行った次第です。はい。
書斎館の店員さん曰く、Avatorは廃番になり、代わりにAvator URが発売されたんだそうです。Avatorは大理石を含んだ樹脂を削っていて、URは型に樹脂を流し込んで作るから安上がりになるんだそうな。値段は1万円くらい安くなってます。梱包も上の写真の通りシンプルになりました。URはウルトラレジンの略です。
箱の表面は細かい模様とエンブレムが入ってます。
箱の中身。これはちょっと捨てにくいですね。
おまけ?のシュノーケル万年筆インクコンバーターフィラー。Amazonで見たらこれだけで4000円以上していました。
中身。コンバーターにつけて、インクを吸入するのに使えます。
これはなかなかの優れもので、モンブラン、ペリカン、パイロット、セーラー、ラミーなどでも使えるんだとか。プラチナは非対応だそうです。
これを使えばペン先などを無駄に汚すこともなくなるので有り難いです。
ペンの外見。黄色だと思ったら琥珀色なんですね。
Demo用のコンバーターにはインク残量がわかる目盛りがついてます。
キャップリングにはブランドロゴとフィレンツェの街が刻印されてます。キャップは磁石でカッチリ固定されます。
キャップ。透明度はけっこう高いです。構造自体はAvatorと同じでクリップ部分が少し動きます。
胴軸の後端は金属パーツになっている・・・と思いきや、キャップの磁石には無反応でした。
首軸とペン先。個人的に首軸が金属製なのはあまり好きではないです。指紋とかが目立ちますしね。ペン先は鉄ではなくステンレスです。
ペン先の裏側。今回も調整不要なレベルになってました。舶来品の場合、値段が高くても調整必須な例が多いんですよ。
キャップを後ろにさすとこんな感じ。ちょっと長めかも。
キャップをつけないとこんな感じ。美しいペンです。
デモンストレーターではないAvator URもけっこう綺麗です。
Pineider Avatar Ultra Resin (UR) Fountain Pen Review
個人的には、廃番になったAvatorの方が断然綺麗だと思います。URはViscontiのヴァン・ゴッホ・コレクションの対抗馬になる感じかなぁ。あっちより定価で2万円近く安く、品質が高いのは魅力ですね。Viscontiは作りにばらつきがありすぎて、観賞用としては良くても実用的とは言えません。私が買った何本かは調整より修理が必要なレベルでした。orz
Pineiderのおすすめポイントとして、字幅が国産品とあまり変わらないことが挙げられます。舶来品のEFを買ったら、国産品のB並みだった・・・なんてことがよくあります。
次はいよいよLa Grande Bellezza Gemstonesでも買いますかね。たぶん年内に買うと思います。
ほなほな。