今回は組み立て編です。
パソコンの自作はPentium II(古)の頃からやってますが、ベアボーンを買ったのは2回目です。1回目はMSIのベアボーンノートでした。ノートのベアボーンって見かけなくなりましたね。
本体はATX電源と同じくらいのサイズです。アダプターは大きめでケーブルも長めでした。
裏側の黒い4本のネジを外すとマザーボードが取り出せます。レール式になっていてスムーズに取り出せます。
電源その他のケーブルを付ける部分は1本出っ張っているので向きを覚える必要はありません。
今回はCPU FANを交換するため、マザーボードを外してCPUソケットの両脇にある黒いパーツも外します。そしてAPUをセット。
APUの上にグリスを載せて、FANを逆さまに置いたら、逆さまにしたマザーを載せてプレートとネジでFANを固定します。このとき、FANのケーブルの取り回しを考えておきましょう。
今回買ったNoctuaのFANは真っ黒なのもあります。私は値段が安いのとワンポイントになるかな?と思ってベージュのやつを買いました。
このFANの唯一の難点はSSDを選ぶことです。ヒートシンクで本体を包む感じのSSDだとヒートシンクに密着します。FANの取り付け位置をできる限りSSDから離してやっとSSDが取り付けられました。
SSDの下にはWiFiモジュールをつけます。X300に付属している黒い小さいネジで取り付けます。ちゃちいドライバーだと途中からネジが入らなくなるのでそれなりにちゃんとしたドライバーを使うのがコツです。
今回、一番苦労したのは基盤にアンテナ線をつける部分でした。おっさんには辛い。
アンテナはケースの裏側から外に出します。穴の縁に金属のバリが残って通らなかったのでリーマーでそっと拡げました。リーマーは慎重に使いましょう。力を入れてグリグリやるとすぐにガバガバになります。
あとはメモリをつければ終了。楽勝か・・・と思いきや、電源が入らないという。
いろいろ試行錯誤した結果、CPU FANを固定するネジを緩めたら起動しました。前にもケースにマザーを固定するネジを締めすぎたら起動しないなんてこともありました。締めすぎ注意です。
トラブル解決込みでかかった時間は1時間半くらいでした。Windows 10のインストールは30分もかからなかったような気がします。速い。
Windows 10を入れると、WiFiのドライバーも入って最初からインターネットにつながりました。後から入れたのは
- オーディオ関連
- チップセット
- グラフィック
くらいだったかな。これで音も鳴るようになりました。YouTubeで観た動画ではASRockのユーティリティでドライバーはインストールできるようでしたが、できませんでした。仕方なく他のユーティリティで古いドライバーをアップデートしました。
巷で話題の異音は本体からもアダプターからも聞こえず、ほぼ無音です。
メインのデスクトップが13000くらいなのでちょっと落ちますね。まぁ、ゲーム用途で組んだわけではないのでOKです。
SSDの性能は・・・
これはなかなか良いのではないでしょうか。
Cinebenchは怠いので省略。体感で満足できればOKですよ。
WiFi周りでちょっとてこずったりしたものの、ASRcokのX300、かなり良いです。色んな人が取り上げるだけのことはあると感じました。拡張性に難はあれど、省スペースと性能を両立できているのは凄いです。
今の構成にさらにSSDを1枚、2.5インチのHDDかSSDを2台増設できるので、そのうち手を入れるかもしれません。
いろいろネットで調べていたら、NZXTの製品に物欲をそそられてます。YouTubeにもここのマザーやケース、水冷キットを作った動画がアップされてます。だがしかしで、今回のX300とこないだ買ったMac miniを含めてデスクトップは4台とも問題なく稼働しているので躊躇します。あと、AMD製品に対応しているマザーがないのも難点ですね。
ほなほな。