何がきっかけになったのかまったく記憶にないものの、楽器からは遠ざかってました。ギターもベースも弾こうという気持ちになれず、当然、そうなると何も買わなくなるわけで。
なのに、こないだヨドバシカメラを徘徊していたら、買ってしまいました。
どうも私は「安い楽器しか買わない人」と思われてるようで、それは事実ではありません。YAMAHAのAPXが発売されたら50万のモデルを即金で買ったり、K.Yairiのオーダー品を買ったり、ラックマウントのエフェクターを買いまくったり、相当散財してきました。その結果、楽器に関しては調整をしっかりやって、パーツを交換すれば十分に使えるという境地に至ったんです。
Gibson、Martin、Fenderは買わないと決め、Gibsonはあっさり、それも何本も買った(ほぼ放出)ものの、MartinとFenderに関しては楽器を始めて36年間、1本も買わずにきました。
今回買ったのはFender Made In Japan Traditionalの60s Precision Bassです。
馴染みのリペアマン達が私にしては珍しい買い物と驚いていました。(笑) まぁ、いたって普通ですよね。
ちなみにこれに決めたのは、何本か試奏した中で一番良かったからです。
ヘッドは飴色ではなくクリアをそのまま塗った感じ。Fenderのロゴは悪くないですね。
ヘッド裏。シリアルはソフトで塗りつぶしました。ペグは可もなく不可もなし。
指板はパーフェローではなくローズウッド。カラッカラに乾いてました。
コントロール部分はいたって普通。オリジナルのピックアップも不満は感じません。
ボディ材はバスウッドでした。自作する時には候補から外れますが、完成品として買うなら悪くないです。軽くて取り回しが楽です。ヘッド落ちもしません。
ベースに関してはショートスケールのEpiphoneのEB-0を魔改造したものがメインになっていたからか、違和感を感じました。弾いているうちに慣れるでしょう。
残念だったのは、10万くらいするのに調整がめちゃくちゃだったこと。何だこれ?と思うくらい酷い状態でした。ヨドバシに限らず、状態が悪いまま展示するケースはあるので、ここは楽器店には気をつけてもらいたいです。
あと、ノイズがけっこう気になりました。たぶんノイズ対策がされていないか、キャビティに導電塗料を塗っただけだったりするんでしょうね。ノイズ対策に関しては20万くらいのZemaitisでも適当だったりします。ピックアップキャビディに導電塗料やテープを貼るだけでは効果はなく、アースを落とさないといけません。
とりあえずストラップピンをPlanet Wavesのロックピンに交換して、今後の改造予定としては・・・
- ボディのすべてのネジ穴を補強する。
- ノイズ対策をきっちりやる。
- ブリッジはBabiczかHip Shotのに交換する。
- DuncanのSRB-1nを増設する。
- ↑にともない、2V2Tに変更する。
ピックアップを交換するかどうかは悩みどころです。DuncanのSPB-2かSPB-3、またはEMGのGZR-Pにしようかと考えてはいますが、今のも悪くないんですよね。
プレベを買ったら、次はFenderのジャズベが欲しくなってきたのは内緒。
ほなほな。