Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

【ネタバレなし】Top Gun: Maverickを観てきた。

Top Gunは「名作か?」と聞かれると悩みますが、面白い映画でした。同級生で影響を受けて自衛隊に入ったのが何人かいましたし、F-14はいまだに人気があります。

 

続編が36年の年月を経て公開されると知ったときは、「懐かしいな」と思いつつ、不安もありました。元がシンプル極まりない娯楽作品とはいえ、ファンはハードルを上げますし、そもそも今の映画界に力があるのかという疑問もあります。

 

日本国内を見れば、宇宙戦艦ヤマトは大ヒットした「さらば宇宙戦艦ヤマト」のリメイクでこれ以上ないくらいの大失敗をしましたし、サクラ大戦も「新サクラ大戦」とソシャゲで大失敗をしました。どちらも作り手が原作の本質とファンが求めるものを見誤ったことに原因があると思います。簡単に言えば、”それじゃない”ものの極みを世に出してしまったというか。

 

大洗から東京の家に戻ってニトリでベッドを買った後、「シンウルトラマン」か「ククルス・ドアンの島」か「Top Gun: Maverick」のどれかを観ようと思って劇場に行きました。

 

「シンウルトラマン」と「ククルス・ドアンの島」はガラガラで、「Top Gun: Maverick」は2時間ほど待ちが発生するものの座席はほぼ埋まっていました。こうなったら待つしかありません。

 

結論から書くと、「Top Gun: Maverick」は最高の娯楽作品でした。映画に求めるもの、娯楽作品に求めるもの、Top Gunに求めるものがそこにはありました。劇場の大きなスクリーンで観る価値は十分にあります。映画館まで足を運んで良かったと思えました。

 

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トム・クルーズはこのインタビューで、


「ただ映画を作るだけではない。常に限界に挑戦したいと思っています。私は観客を楽しませるために、限界に挑戦するんです」

 

と語っています。これって当たり前なようで非常に難しいです。実際、作り手の自慰行為を見せられてるような気分になるモノが多いですから。

 

この作品に参加した俳優は3ヶ月過酷なトレーニングを積んで、CGには頼らずに実際にF/A-18に乗って撮影したそうです。空母からの発艦と着艦、飛行シーンは実写ならではの臨場感に満ちていました。

 

前作を観ていなくても楽しめます。観ているともっと楽しめます。戦闘機の知識があればさらに楽しめます。

 

今回はふつーに鑑賞しましたが、IMAXや4DXでも鑑賞したいので、あと何回か劇場に足を運びたいと思います。

 

Top Gun: Maverick、最高でした。

 

ほなほな。