というわけで、別府に来ています。
8時に家を出て、東京駅からのぞみで小倉まで行き、小倉からは特急ソニックで別府まで行って、かかった時間は8時間でした。
小倉から別府まで行く途中、係員の方が「窓際に移っていいですよ〜」と言ってくださったので快適でした。新幹線はあいにくど真ん中の席で景色は楽しめませんでした。
階段を降りる途中、看板がお出迎え。
外から見た別府駅。これは海側の出口です。
別府は山と海に挟まれていてなかなか良い感じです。
東京23区内にいると山なんて見ませんし、海は汚いですからね。
なぜ別府でひよこ!? 調べてみたら、オリジナルは九州で東京ではないそうです。ぜんぜん知りませんでした。
初日のお目当てはこの明石文昭堂さん。なんと創業90周年! お店の方(皆さんフレンドリーで温かな接客でした)に聞いたところ、別府は空襲の被害を受けなかったので町並みも昔のままなところが多いのだとか。一面焼け野原にされた東京とは大違いなんですね。
90周年を記念したイベントを準備しているそうで、写真や古い文房具を展示するそうです。ちょっと来るのが早かったようです。建物は30年おきに新調しているとのこと。
90周年記念万年筆。パイロットのカスタムヘリテイジ912をベースにして、ペン先はオリジナルデザイン、キャップリングも違ってました。残念ながら私ので最後で売り切れだそうです。
まぁ、地元を大事にするお店のポリシーを考えれば、地元の人に買ってもらって、使ってもらったほうがいいでしょう。そのポリシーに惹かれて今回、私は直接行くことにしました。
お店は作り的には西新宿の世界堂に似ていると感じました。万年筆の品揃えはなかなかのものです。
素晴らしいと思ったのは試筆コーナーが充実していること。
ここまで充実しているお店は東京でもなかなかありません。
オリジナルインクは全色LAMY Vistaに入っていました。
手製のオリジナルインクの見本が非常に良いです。
3代目と4代目の明石夫人にいろいろお店のことや別府のことを聞いたり、別府の地図やガイドブック(注釈入り)をいただくなど至れり尽くせりな接客を受けて、90周年記念万年筆やガラスペン、オリジナルインク、オリジナルの添えぶみ箋を買ってお店を出る頃にはすっかり夜になってました。
次回は親を連れて別府に来て、また明石文昭堂さんを訪れたいです。
ホテルへは明石さんにおすすめされたルートで行きました。撮影が下手すぎですけど、とても良い雰囲気でした。
昭和テイストなお店やおしゃれなお店がたくさんありました。途中、神社があったんですけど吉原みたいなエリアだったので撮影はせずに退散しました。(笑)
昭和48年に商店街の火災厄除けを記念して作られた天狗像。
今回はすべてRICOHのGX100を使いました。明日はキヤノンのG5Xを持って出かけます。
今回利用したホテルは西鉄リゾートイン別府で、値段の割に内装も部屋も大浴場もとてもきれいで快適そのものでした。
2日目は海辺を散歩してから海地獄→鉄輪のルートで回る予定です。
ほなほな。