Something So Right

都内在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじりその他について書いています。

moonmanの丸彩を買ってみた

久々に万年筆を買いました。30年以上前にはまって以来、数本だけ所有して使っていましたが、WatermanのCarèneを買ったのをきっかけに爆買いして1年で100本以上になりました。実際に買って使ってみてわかったのは、楽器の世界と同じように、値段の高さと品質は比例しないということ。結局、手元に置いているのはMontblancの144と145、パイロットの明石文昭堂90周年記念万年筆、TWSBIの580です。

 

というわけで、また使う方に極端にシフトして購買欲とは無縁な生活を送っていたはずなのに、買ってしまいました。中国は上海発のブランドMoonmanの丸彩です。

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日本の工房、helicoのシュクルのそっくりさんです。偽物というかコピーというか。(笑) そもそもの話、万年筆の世界は似たようなものであふれてますけど、これは「やっちまったな」と。

 

ちなみに本家(シュクル)の値段は2万円〜で、こちらは・・・1500円〜となっています。安い!

 

箱の中。スポイトが2本ついてます。

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Moonmanオリジナル?のカートリッジもついてます。欧州規格でした。

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そして本体。今回は地味なのを選びました。他にもいくつか種類があるようです。シュクルにそっくりです。

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せっかくなので本家と並べてみました。実際に比べてみると、細かいデザイン?の差があります。

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分解したところ。透明度は本家の方が上です。

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 丸彩の凄いところはカートリッジも使えるしアイドロッパーとしても使える点です。首軸の部分にOリングがついています。

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ペン先。シュミットですね。

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裏側。

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本家同様、キャップは胴軸の後ろにつなげられます。

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若干、丸彩の方が細いです。

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インクを入れて書き比べてみてまず感じたのは、丸彩の方が段差が少なく、違和感を感じません。シュクルは丸彩の後だと持ちづらいです。

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また、シュクルがペンブランクからの削り出し、丸彩が金型を使った成形で作られているからか、シュクルは重量のバランスが悪いです。削られていない部分が重くなり、重心が中央の後ろ寄りになってしまうんですね。丸彩は非常に軽量なので立てて書いても寝かせて書いても苦になりません。

 

上記の理由からアイドロッパーとして使う際はインクが大量に入ります。シュクルのアイドロッパーの3倍以上は入るのでは。

 

実際に買って使ってみて、中国の技術力は侮れないなと。笑いものにするどころか脅威に感じるレベルまできていますね。丸彩はエボナイトでも4000円くらいで買えますし、首軸のOリングなど本家を超える工夫が凝らされています。凶器に使えそうなくらいずっしり重い軸ばかり出していた頃が懐かしいです。

 

ただ、軸の柄のバリエーションの豊富さは本家の方が圧倒的に上です。helicoさんはクリスエールのように自前でペンブランクを作る技術は今はありませんがね。

 

ちなみに、字幅はFでもやや太めです。万年筆としての機能は問題なく、すらすら書けます。かすれたりはしません。

 

楽器に例えるならシュクルはGibson Les Paul、丸彩は日本製のLes Paulレプリカってなところでしょうか。値段では圧勝、品質やアイデア(首軸のOリングとか)の部分でも本家を超えています。でも、レプリカはレプリカ。

 

ダメ元で買ったら想像以上に良かったので、エボナイトの丸彩も買おうと思います。

 

万年筆はぜんぜん詳しくないけど万年筆が好きな会社の同僚に「片方は安い中華製だよ」と伝えてシュクルと丸彩の書き比べをさせた結果については・・・書かないでおきます。シュクルは宍倉さんに調整してもらってたのになぁ。

 

ほなほな。

 

Sire V7にピックアップフェンスをつけてみた

毎日暑いですね~。こう暑いと外に出たくなくなります。

 

いろいろ揃えたからか、 最近物欲がわきません。5弦ベースでも買おうかと思ってイケベのサイトを見ても買うまでには至らず。パーツもこれといって欲しいのがありません。

 

それでも、何かしらいじりたいな~という欲求はあり、何か手持ちでサクッとできる改造はないかと考えていたら・・・ありました。売り払おうかと考えていたSire V7にピックアップフェンスを取り付けます。

 

 取り付け前はこんな状態。メーカーによってはピックガードにあらかじめ穴が開いているものもあるそうですが、Sireは開いてません。

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ピックアップフェンスはこんなやつです。昔々、親指でベースを弾くのが主流だった頃に弦に袖が当たったりしないようにするためにあったんだとか。今はスラップをやる人がつけるみたいです。私はスラップは一切やりませんが。

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Sireを監修したマーカス・ミラーは愛機にピックアップフェンスをつけてますね。今回のネタを考えついたのは、ベースマガジンに載っていたマーカスが使っているSire V7にピックアップフェンスがつけられていたからだったりします。

 

さっそく作業を始めます。まずピックガードを外して、センターを出したりして取り付け位置を決めます。

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ここでのポイントは取り付けネジの太さより太い穴を開けることです。今回は3.5ミリのドリルを使いました。こうすることでフェンスを取り外すときにピックガードが巻き込まれることがなくなります。これはNaked Guitar Worksの小園先生に教わりました。穴を開けたらバリを取って綺麗に整形します。

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続いて、ボディ側に2.5ミリのドリルで穴を開けます。こちらもしっかり面取りをします。

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なお、ピックガードの取り付け穴は面取りがされていませんでした。

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取り付けてみました。

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弦を弾いてもフェンスに当たらないので、これでよしとします。干渉する場合はプラスチックの板か何かで土台を作ってやればいいでしょう。・・・うまくいって残念なのは内緒です。

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というわけで、マーカスっぽくなりました。

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弾くときに邪魔になるかと思いましたが、私は最終フレットの上かブリッジ側のピックアップの上で弾くことが多いので問題ありませんでした。

 

これを機にスラップの練習をするといいかもしれませんね。

 

次は中国から取り寄せた面白い?万年筆を取り上げます。

 

ほなほな。

ピックアップ交換あれこれ

楽器の交換で一番身近なのはペグの交換かピックアップの交換でしょう。今回はピックアップの交換について自分の経験を踏まえてあれこれ書いてみます。自力でやったり業者に頼んだりするときに何らかの参考になれば幸いです。

 

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Fスペース? トレムバッカー?

ポールピースの真上に弦がなくても特に問題はないのですが、気になる人は気になるようです。DimarzioやSeymour Duncanは同じ製品でもサイズが異なるものを出しています。FスペースやトレムバッカーはブリッジがTune O Matic(Les Paulとかについてるやつ)でない場合選びます。MustangじゃJazz Masterにハムバッカーを乗せる場合はブリッジ次第になります。Tune O Maticをつけるならノーマル、それ以外ならFスペースかトレムバッカーを選ぶのが無難でしょう。

 

ノーマルとされるものはポールピースの感覚が9.7mmで、Fスペースとトレムバッカーは10.2mmになります。なお、トレムバッカーはピックアップ自体の横幅がやや広いです。

 

高さに注意

EMGのようにピックアップの下にコネクターがついたり、スタックタイプのシングルコイルは通常より高さがあります。ハムバッカーでもFreedomの製品のように高さがあるものがあります。高さがあると、ボディ側のザグリの深さが足りず、掘らなければ入らないことがあります。

 

自分で楽器を組むときは気が変わったときのことを考えて、どれも深めに掘っています。業者に頼むと1箇所につき5,000円くらいかかるので、EMGに交換したい方とかはそこも考慮しておいたほうがいいです。

 

サイズに注意

EMGやBartoliniなど樹脂で固めたタイプのピックアップは横から見ると台形になっていたりします。ギターで特に不都合を感じたことはありませんが、ベースの場合はボディ側のザグリがピックアップの形になっているので、たまにフィットしないことがあります。最近仕上げたフレットレスはピックガードで隠せることもあり、ネック側は広めにザグリました。

 

サイズと言えば、7弦ギターのピックアップはボディやエスカッションに固定するネジの位置がバラバラで大変だったりします。形もバラバラですしね。ピックアップを交換するときはギター持参で店に行ったほうが安心でしょう。

 

配線周り

ハムバッカーはコイルタップとかパラレルとかいろいろ楽しめます。だがしかしで、モノによってはがっかりすることになります。たとえばDimarzioのデュアルレゾナンス・テクノロジーが採用された製品はコイルのターン数を変えてあるので、コイルタップをするときはどちらを活かすのかで音量などが変わります。タップしたらえらく音が小さくなった〜なんてことも起こりえます。

 

そもそも、シングルコイルの音が欲しいからコイルタップ〜というのは、コイルのターン数がシングルコイルとハムバッカーでは下手すると倍違いますから、個人的にはあまりおすすめしません。

 

市販のCD付きの書籍に思うこと

昔、知人に「こういうものがあるのに何故教えてくれない」と叱られたことがあります。別に隠していたわけではなく、参考にならないから教えませんでした。

  • ギター
  • 演奏スタイル
  • アンプ
  • シールド
  • 録音環境
  • 再生環境

これだけ音が変わる要素があるわけです。盲信してはいけません。だいたい、ミュージシャンと同じ機材を使っても同じ音にはならないじゃないですか。

 

ピックアップに限らず、ギター本体にせよ、ベース本体にせよ、エフェクターにせよ、アンプにせよ、自分で試行錯誤して自分なりの答えなり嗜好なり志向を模索していくのが正解だと思います。

 

私が書いているものも含めて、絶対的なものだと考えないことが大事です。シングルコイルには250kのポットを使うとか、コンデンサーは何がいいとか、決まりごとはありません。好きにすればいいんです。

 

コンデンサーといえば数十セントの既成品の外装を変えて2個130ドルで売られていたなんてこともありました。1950年代にGibson Les Paulに使われていたコンデンサーの復刻という謳い文句で。おそらく、少なからぬギタリスト達が踊らされたことでしょう。笑い話のネタにできる程度の失敗で済めばいいですけどね。

 

高価なものが高品質であるというのも、私に言わせれば幻想です。

 

というわけで、これを読んだ皆さんは情報に踊らされず、己の感覚だけを頼りにしましょう。

 

ほなほな。

 

 

 

 

 

 

 

 

ギターやベースのキットを作りたいなら

今回はギターやベースのキットを作りたいという方向けに書いてみます。

 

海外でも国内でも楽器のキットが売られています。大多数は中国産で欧米のショップで売られているものはAliExpressでも売られていたりするので要注意です。AliExpressで買った方が安いです。

 

まずは中国産キットの注意点を書いていきます。ちなみに6個ほど買っただけなので全てに当てはまるとは限りません。しかも完成させずにあきらめたものが半数くらいあったり。(汗)

 

中国産キットの注意点

1.箱がでかい。

巨大な発泡スチロールの板をパーツの形にくりぬいたものが使われているケースがほとんどでした。邪魔になりますし、発泡スチロールのクズが大量に出て処理に困りました。

2.ディティールは適当

一見、既存のメーカーと同じように見えて細かい部分の計上は違います。ネックが異常に太かったり、指板からヘッドにかけてのラインが異なっていたり。

3.無駄に親切

ブリッジやペグを取り付けるネジ穴が最初から開いているものがありました。・・・が、位置が間違っていたりですべてやり直しました。

4.安いものは材が粗悪なケースも

一度、国内の業者経由で取り寄せたものは割れが激しかったです。おそらくシーズニングが適当なんでしょう。

5.パーツはしょぼい

ポットやブリッジ、ペグ、ピックアップはいわゆる安ギターに使われているものと同じか劣るレベルなので交換した方が良いです。

6.シーラーが塗られている場合がある

私はオイルフィニッシュ派なのですべて剥がしました。スプレーやガンで塗りたい人も全体をサンディングして平滑にする必要があります。

結論

練習用にとりあえず組んでみたいならいいかもしれません。ヘッドの整形は大変なので最初から整形されているものを選ぶのがおすすめです。ベルトサンダーやボール盤がないと綺麗に仕上げるのは厳しいです。

 

おすすめなパーツの選び方

1.ギターワークスでネックとボディを買う

付属のナットがネックに合わないことを除けば文句なしです。ペグ穴はクルーソンタイプのペグに合いますが要調整。そのまま塗装に入っていいくらい仕上げてあるのも良いです。キットもあります。ここのキットが一番おすすめですかね。

2.StewMacでネックとボディを買う

塗装済のも選べて、仕上げはなかなかです。ペグ穴はロトマチックに合います。発送してから届くまでが速いのも魅力です。オリジナルのピックアップもかなり評価が高いです。

3.ヤマ楽器でネックとボディを買う

若干、値段が高く感じられるものの、仕上げその他は素晴らしいの一言。一度だけネックとボディが合わないことがありましたが、調整可能な範囲でした。セミオーダーもたまに受け付けています。

4.Atlansiaでネックを買う

Faxと電子メールでしか注文できず、たまに2本頼んだのに1本しか届かなかったこともありましたが、かなり良いネックでした。ペグ穴はクルーソンタイプに合いますが要調整。そのまま塗装に入れる仕上がりです。保証期間も3年と長いです。塗装やある程度の仕様変更も受け付けてくれます。

5.アイチ木材でボディを買う

仕上げはかなり粗いのでサンディングは必須です。また、グレードが低い材で中が腐っていたことが一度だけありました。特に支障はありませんでしたけどね。タイミングが良いと1週間後に届いたりします。たまに珍しい材が入るので定期的にチェックしています。

6.パーツはどこで買うか

ギターワークス、StewMac、サウンドハウス、イケベ楽器から通販で買うか秋葉原千石電商御茶ノ水イシバシ楽器で買うことをおすすめします。

注意点としては、選んだパーツ(EMGとか)によってはキャビティを深くするなど加工が必要になります。ペグ穴の拡大はリーマーで何とかなりますが、ブリッジの取り付け穴などはボール盤が必須になります。

 

なお、Warmothなどは利用したことがないので省いています。いずれ利用するつもりではあります。・・・ボーナスが出たら。

7.おすすめのボディ材

ポリで塗装しないならバスウッドはお勧めしません。ポロウニアやアガチスもそうなんですが、非常に柔らかいです。ポロウニアなんて指で押して凹みますからね。アガチスも楽器として使っていいのかと不安になる柔らかさです。バスウッドはサンディングしたときの毛羽立ちが羽毛みたいで落とすのが面倒でした。

 

マホガニーも微妙です。楽器の世界では木目が似ていれば何でもマホガニーと呼ぶ傾向があり、アフリカンマホガニーですらホンジュラスマホガニーとは完全に別物です。よほど素性が確かでない限りネック材として選びたくありません。ヘッド部分で折れるのはたいていマホガニーですから。

 

コリーナはサンディングをするときはマスクが必須です。粉塵を吸い込むと腫れます。アイチ木材でたまに販売されるブビンガはアホみたいに重く、アッシュもけっこう重いときがあります。

 

というわけで、アルダーやライトアッシュが無難です。アルダーも最近は枯渇気味らしいですが。私は最近はライトアッシュ一択です。最近何本か買ってみて、アッシュより導管が浅めで何より軽いのでおすすめします。

 

難易度が高めな部分

1.ブリッジの位置決め

これをミスすると楽器として成り立たなくなります。きっちりやりましょう。覚えておいて損はしません。

2.フレットの整形

ネックをストレートにしてからマジックで印をつけてヤスリがけ。指板にマスキングをしてすべてのフレットを整形・・・とけっこう面倒なので自信がなければプロにお願いしていいかと。上で挙げたネックはやらないで済むこともあります。

3.ナットの整形

使うゲージやフレットの高さに合わせて調整する必要があります。私は何本も作る気はないのでプロにいつも任せています。

 

私流の塗装の仕方

といっても独自性はありません。

1.前提

シーラーは完全に落とします。シーラーを落とさないとうまく染料で着色できません。完全に落とせたかどうか判断するのは難しいです。私は少し水で湿らせたりしていますが、それが正解かどうかは微妙です。あまり濡らすとシーズニングした意味がなくなるような。。。

2.生地調整

前は400番までで止めていました。刷毛やガンで塗って木材の上に塗膜を作るならそれでいいでしょう。オイルで艶を出したいなら最低でも1000番まで使う必要があります。地味で根気がいる作業ですが、これをきっちりやると仕上がったときの満足度が違います。

3.染色

私がよく使うのはBRIWAXのWood-Dyeです。万年筆用の染料インク(顔料ではない)を適度に水で薄めて使うのもありです。数えきれないくらいの色数があります。塗るときはウェスやカシュー用の刷毛を使うのがお薦めですね。あまり染料を含ませず、最低限の塗料で染めていく感じです。

4.仕上げ

私の場合、使うのはウェスと600番と1000番のスポンジヤスリ、スチールウールと塗料です。塗料はアサヒペンのジェルカラーニスかXotic Oil Gel、TruOilのいずれかです。水性ウレタンニスなども使ったことがありますが、塗膜が柔らかいのと刷毛塗りが面倒なので使うのはやめました。

 

臭いはXotic Oil Gelが一番気になりません。艶を出したいならTru Oilがおすすめです。生地調整をしっかりやっていればジェルカラーニスでも割と艶は出ます。ただ、TruOilは国内で買うととても高いです。海外から直接取り寄せた方が良いです。

 

塗り方はウェスに少し出して薄く塗り伸ばしたらしっかり乾燥させて、スポンジヤスリやスチールウールで表面を磨いてからまた塗り伸ばして〜の繰り返しです。スチールウールの屑などはしっかり取りましょう。ポイントは厚塗りしないこととしっかり乾燥させることです。TruOilならとの粉で導管を埋めてクローズドポアフィニッシュで仕上げられます。(他ではやったことはありません。)

 

今後は頼まれているストラト、自分用のストラトを組んだらRobbie Robertson仕様のストラトを1本組んで、Warmothでショートスケールのベースネックとボディを買うつもりでいます。ひとまずはそれで打ち止めになる予定です。所詮は素人なので注文は引き受けません。

 

ほなほな。

オリジナルベースのボディ交換(2)

バスウッドで作ったフレットレスベースのストラップピンがライブ直前に抜けたことがきっかけで埋木→再塗装で終わるはずが交換することになった話の続きです。

 

ボディの塗装はネックに合わせて染料は使わず、アサヒペンのジェルカラーニスのウォルナットを3回、透明クリアを5回塗りました。

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セオリーはよくわかりませんが、私はウェスに少量のニスをつけて薄く薄く伸ばしていくやり方で塗っています。塗膜を作るのではなく、木の表面を固めるイメージです。薄く塗ってよく乾燥させてまた塗って~というのは塗料に関係なく重要です。乾きがいまいちと感じることがあったら、それは厚塗りしているか、乾燥時間が中途半端かのいずれかと考えて間違いありません。

 

続いて、キャビティ内を塗装するためにマスキングをしていきます。 

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裏側もしっかりやります。

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本来ならシーラー代わりにニスを塗り、その上から導電塗料を塗るところですが、今回は最初からEMGを使うことにしていたので、水性ニスの黒をそのまま塗ってます。

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裏側。

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そして組み込み。

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工程としてはこんな感じになりました。

  1. パーツの位置決めをする。
  2. 各キャビティのザグリをする。
  3. 1000番まで生地調整をする。
  4. ピックガードを製作する。
  5. 仮組みをする。
  6. ボディを塗装する。
  7. 組み込みを行って調整をする。

それでは、ネックも含めて簡単に解説をしていきます。

 

ネックはATLANSIAの林さんに下記の条件で作っていただいたものを使いました。

  • ヘッドは加工しない。
  • フレットなし。
  • ポジションマークなし。
  • 塗装なし。

結局、ヘッドはFenderスタイルにしました。(笑)

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ペグは確かARIA製の若干コンパクトなものを斜めに取り付けています。

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指板にはフレットの位置にポジションマークを埋め込み、3、5、7、9、12フレットの部分は削った後にシルバーで着色した上で集光材をはめ込んであります。指板はXotic Oil Gelか何かを何度も塗り重ねています。ネック自体はボディと同じくジェルカラーニスのウォルナットと透明クリアで仕上げてます。思ったより濃くならず、失敗しました。

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ボディ。ノブの位置はオーソドックスなプレベのそれを両端はそのままにして間だけアレンジしています。ピックアップはまずブリッジ側の位置を決めて、それからネック側の位置を決めました。プレベより半個分ネック側にずらしてあります。

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ネック側はEMGのPをつけました。

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ブリッジ側は同じくEMGの35P4です。35はPの他にもJやハムバッカーなどいろいろあり、交換することを考えて選択しました。Pを並べたのは人間椅子鈴木研一さんの真似です。本人はフレットレスは弾きませんけどね。

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 コントロールは左からバランサー、ボリューム、EQ、ジャックになっています。EQの効き具合は、私はとても好きです。

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ブリッジはアメリカから取り寄せたものを引き続き使ってます。秋葉原の千石でも売られていたりします。まぁ、そういうこともあります。

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ボディの裏側。

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手前はバッテリーボックスで、今回は横置きを選びました。気分です。

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キャビティ内はこんな感じ。

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EQにはスイッチがついてます。これを操作するのにいちいちピックガードを外すのは面倒なのでリアパネルをつけてます。

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表面の仕上がりはこんな感じ。組み込みをする前に1000番で優しくサンディングしただけです。コンパウンドなどは一切使いません。

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実際に鳴らしてみて感じたのは、

  • 音の粒立ちが良くなった。
  • 高音と低音のメリハリがついた。
  • ライトアッシュなので重量はさほど変わらず。
  • 手元にEQがあると便利。
  • ラウンド弦最高。

といったところですかね。

 

このベースは7月の柏まつりでデビューさせます。

 

次回はギターとかベースを作るのに便利なショップや工具などについて書いてみる予定です。

 

ほなほな。

映画版バイオハザードは酷かった

宇宙戦艦ヤマト2202のつまらなさに既視感を感じるな〜と思っていたら、思い出しました。映画版のバイオハザード

 

というわけ?で、今回は映画版のバイオハザードについて書いてみます。

 

元は大ヒットしたゲームです。けっこういろいろ世に出ています。

 

4とリベレーションズはかなりハマりました。何百時間プレーしたことか。FPS好きにはとっつきやすいシステムですしね。

 

2、3、5もけっこう好きです。6と7は友人がプレーしているのを見て満足しました。リベレーションズ2の話はやめておきます。ストーリーは悪くないんですが。。。

 

映画版はというと、ラインナップはこんな感じ。

・・・2作目でジルを演じたシエンナ・ギロリーが良かったことしか印象に残ってません。(笑)

 

シリーズ通して駄目だと思ったのは、主人公の存在ですね。クローンで作られた超人類で無敵の存在って、例えるならチートしてゲームをするようなもので原作の面白さを全否定してます。

 

原作の主人公たちも一般人ではなかったりしますけど、まだ人類の範疇には収まります。限られた武器と弾薬、アイテムをやりくりして生き延びるのがゲームとしてのバイオハザードの醍醐味なのに、映画版は監督の嫁を目立たせたい願望が強く出すぎていて興醒めします。

 

設定がめちゃくちゃでいきなり寄生生物が出たり、死んでもクローン化して簡単に復活したり、シリーズ物なのに前作のラストから続いていなかったり、ゲームに登場するキャラクターの扱いが酷かったり、途中から導入された3D対応もしょぼすぎたり、ツッコミどころしかないという。主人公が無駄に脱ぐのも勘弁してほしいです。中島美嘉とかローラが出るのも無駄なサービスでした。

 

このシリーズは「監督は嫁が好きなのね」の一言で終わります。2202なら「自分が好きで出渕元監督が嫌いなのね」になりますか。

 

聞くところによると、映画版はさっそくリブートするんだとか。リブートはバットマンという成功例とターミネーターという失敗例がありますが、まぁ、監督が変われば少しは希望が持てるかも? ミラ・ジョボヴィッチのPVになることはないでしょう。

 

原作に倣って一作ごとに主人公を変えるのもありだと思うんですよ。

 

ほなほな。

宇宙戦艦ヤマト2202第五章煉獄篇 ネタバレあり感想

宇宙戦艦ヤマト2202第五章煉獄篇が公開されたので、Amazonで買って観てみました。

 

 

前作の2199はアホ毛キャラが嫌だったり、女性キャラのサービスシーン?が嫌だったり、デスラーの描かれ方が嫌だったりしたものの、全体的には劇場版も含めて好きな作品でした。劇場版も良かったです。

 

2202はスタッフが刷新されて、どうなるかと思っていたら・・・私としては駄目ですね。

 

新しいスタッフは2199が嫌いなのか?

2199で新たに加わったキャラクターはほぼほぼ冷遇されているというか、主役も目立っていないような。2199で最新鋭だったはずの艦艇が旧型になったり、敵であるガトランティスの設定が変わっていて無駄に矛盾が生じています。2202では自爆するクローン兵士みたいになっていて、2199に出てきた捕虜や劇場版に出てきた蛮族出身のダガームは何だったのかと。あと、あれほどの軍事力があるならガミラスなんてすぐ滅んでましたよね。(笑) ガミラスの艦隊を一撃で全滅させる巨大戦艦が250万隻も出てくるんですから。

 

劇場版で火炎直撃砲をある程度かわせるようになっていたのに、密集隊形を組んでボコボコにされて対処方法が艦船の前に壁を置くってのも・・・はっきり言ってバカでしょう。作品よりスタッフのエゴを優先するなら他でやれと言いたいです。

 

尺の取り方や演出に違和感

エピソードの時間配分と演出がおかしくて、ヤマトの旅の全貌などがわかりづらいです。テレザートとの距離感がわかりづらいですし、白色彗星と地球の決戦の始まりが唐突すぎたり。白色彗星が自在にワープできるのも良くないです。宇宙ホタルのエピソードの時点で観るのが辛くなりました。時間の流れもよくわからないです。

 

あと、航空隊が活躍しなさすぎ。模型化が無理そうなコスモタイガー1と宇宙の戦士に出てきそうなパワードスーツばかりが目立っているというか、あれはどこに格納するんでしょうかね。別にパワードスーツが出るのは構わないんですけど、航空隊の存在意義がなくなるだろうと。敵の艦船や艦載機と互角に戦うんですから。2199と比べると、人物やメカニックの描かれ方のバランスが非常に悪く感じられます。

 

時間断層は良い

前作で地球を元に戻した副作用でできた時間断層のアイデアは良いと思います。短い期間であれだけ復興するのはおかしかったですから。ただし、数百万隻動員できる敵に数で圧倒しようと考えられるくらい大量生産できるのはどうなんですかね。乗組員はどうするんだと。

 

今回の艦隊戦もそうなんですが、演出が単調すぎるので派手にドンパチをしたり波動砲を撃ちまくっても退屈で大味です。昔のCGアニメみたいな動きで、銀河英雄伝説OVAを口直しに観たくなりました。

 

デスラーの描かれ方は良い

この部分に関しては2199よりはるかに良いです。中二病をこじらせた変人でしかなかったデスラーがやっとまともな好敵手になりそうな。なぜヤマトと戦うのかの動機づけも良くできていて今後が楽しみです。無限増殖する巨大ミサイルを撃つくらいしかしていないのが不安要素ではありますが。

 

だがしかしで、ガミラスの本星が滅びる運命にあって、本星以外では純粋なガミラス人は生き延びられないとなると、地球人とガミラス人が共存していた第十一番惑星はなんだったんだという話になります。地球にもガミラス人来てましたよね。設定が適当すぎませんか?

 

敵のボスの小物感が半端ない

巫女ことサーベラーのコピーを第十一番惑星に送り込んだり、古代と直々に話したり、やたら愛が~愛が~と言ったり、地球の大艦隊を踏み潰そうとしたり、豪放磊落なんだか中二病をこじらせているのか、そもそも何をやろうとしているのかよくわからんですね。小細工を弄するのはゲームだからだそうです。Twitterエゴサーチをするように宇宙全体で面白そうな人類を探してるんでしょうか。蘇生体が見聞きしたものがわかるって、頭パンクしませんかね。(笑)

 

煉獄編の感想を書いていきます。

 

前半はデスラーの過去とキーマンの正体、キーマンの裏切りと早々の復帰が描かれました。親衛隊の悪い奴が実は生きていた(乗艦が爆発していたのに)り、ヒスが出てきたのはまぁ、悪くはなかったです。他のガミラスの面々が出てこないのは2199で新しく出てきたからなのか。まぁ、出てきても酷い扱いしかされないんだろなぁ。

 

後半はいきなり決戦です。白サーベラーが復活するまで白色彗星は止まっていたのでしょう。止まっている間に攻撃すりゃいいのに。

 

ヤマトに乗れなかった面々が意味ありげな新キャラと一緒に出てきて、あまりの唐突さに違和感を感じました。唐突といえば、ささきいさおさんが声優を務めたアポロノームの艦長。出てきていきなり死んで、アンドロメダの艦長との関係もよくわからないままでした。アンドロメダ艦長の山南の同期で親友なんだそうです。

 

銀河英雄伝のウランフみたいにそれなりに出番があった末に死ぬなら印象に残るんでしょうけど、このあたりも演出の拙さが感じられるというか、自己満足のために作品を作っているとしか思えません。やたら愛という言葉を使う割に、スタッフの作品への愛が感じられないという。今回の女艦長にしても、第一章から出しておけば良かったのにと感じたのは私だけではないでしょう。

 

艦隊戦は上に書いたように、物量対物量の戦略も戦術もあったもんじゃない内容で、250万隻の巨大戦艦を観たときの失望よもう一度ってな感じでした。旧型艦まで波動砲撃っちゃって、大安売りもいいところ。第一章で波動砲に耐えた巨大戦艦が簡単に落ちてますし。あれだけ大量の波動砲でびくともしない白色彗星にヤマトが対抗する手段としてトランジット波動砲なんてものが出てきます。復活編の要素がいきなり出てきましたね。

 

ラスト5分で何が起きるのかと思ったら、病気の子供を救うために加藤が裏切るという。。。

 

黒サーベラーこと桂木は何もないのに薬を作ったり、コスモタイガーにメッセージを送ったり、独房内の換気口?を操作したり、めちゃくちゃですね。薬のデータは転送できたとしても、地球を滅ぼす気満々の敵が月だけ見逃すはずもなく、意味不明です。子供の状態が良くないことをどうやって知ったのかも謎。嫁さんがメールでバカ正直に伝えたとか?

 

彗星の中身は・・・旧作は下半分が惑星で上に都市がついていたのが、惑星を抱えたタコみたいになってました。しかも土星よりでかいという。惑星を囲ってどうなるのかとか、謎はいろいろありますが、超巨大戦艦の出番はありそうですね。

 

次章の予告では何かと評判(笑)のヤマト級2番艦の「銀河」が出ていました。2520に出てきたヤマトとミックスしたようなデザインで、ヤマトの乗組員が乗り移るのか、謎の戦艦の艦長が乗るのか。。。デザイン的に地球らしさもガミラスらしさもなく、中途半端ですね。今作はデザイナーが良くないです。変な模様入りの艦船とかコスモタイガー1とか。趣味に走りすぎ。ガミラス臣民の壁とかねぇ・・・

 

まだ6章と7章が残っているものの、通して観たときにどう感じるかを考えると、今までが今までなので凡作になるかどうか・・・ってな感じでしょうかね。いまいちなものを組み合わせても駄目なものは駄目。

 

小説とかパンフレットとかインタビューとかTwitterを見ないと補足できないっておかしいですよ。作品自体で成立するようにしないと。

 

アニメの世界も人材がいないのか、人材に機会が与えられないのか、違う意味で絶望感を感じさせられました。

 

ほなほな。