Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

Ibanez ATK-405 Fretlessを改造してみた。

宇宙戦艦ヤマト2202の感想は気力が湧いたときに書きます。

 

今回は楽器の改造ネタです。渋谷の246ギターズで試奏せずに買ったIbanezのATK-405をいじってみました。

 

見た目的にはほとんど変わってません。巨大なブリッジプレートが目立ちますね。そのうちピックガードとフィンガーレストをつけるかもしれません。

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今回はストラップピンを埋め込みました。

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Dunlopのストラップロックはストラップピンの穴に差し込むタイプでけっこう出っ張るんですよね。埋め込みを前提としたものも売られているようで、最初から埋め込みたい方はそちらを買ってみてもいいかも。

 

ストラップピンはこんな形。 

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今回、ストラップピンと一番太い部分に合わせて穴を掘ることを考えました。隙間はエポパテで埋めればいいだろうという素人考え。そこでいつもお世話になっているNaked Guitar Worksに相談した結果・・・

 

こうなりました。

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ちょっとわかりづらいかもしれませんが、台形に掘られていてしっかりストラップピンを固定することができます。また、仮に落としてもめり込んでしまうことがありません。

 

今回はボディ材がアッシュなので特に何もしませんでしたが、バスウッドとか柔らかいボディ材なら金属用の瞬間接着剤を染み込ませるとか細工が必須でしょう。あと、自力でやろうという猛者は塗膜にヒビが入ったりしないよう気をつけましょう。私はプロに任せました。

 

ストラップをつけたところ。素晴らしい。

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埋め込んだ結果、持ったときのバランスが良くなりました。ヘッド落ちしがちなベースでこれをやると良いです。これは予想していませんでした。

 

埋め込みをする際は、ストラップピンや取付用のネジがブリッジやブッシュなどに干渉するかどうか事前に調べましょう。

 

次に手を入れたのはここです。

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ストラトなどで使われるPUセレクターが使われていて、デフォルトでは

  1. ネック側
  2. ネック側+ブリッジ側のコイルタップ(ネック側)
  3. ネック側+ブリッジ側のコイルタップ(ブリッジ側)
  4. ブリッジ側のパラレル
  5. ブリッジ側のコイルタップ(ブリッジ側)

という状態になってます。これが使いづらいといいますか、1と2~5で音色の違いがほとんど感じられません。

 

そこで・・・

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3wayスイッチにしました。

  • ネック側
  • ネック側+ブリッジ側(パラレル)
  • ブリッジ側(パラレル)

意外だったのはネック側の方がブリッジ側よりも音圧が高いことでした。シリーズにしてもまだネック側の方が高いです。が、今回はパラレルのままにしました。

 

結果、断然使いやすくなりました。音色は・・・まぁ、プリアンプ、エフェクター、アンプ、あと自分の腕で何とかしましょう。

 

今年もいくつかイベントでの演奏が決まっているらしく、そのときはこれを使います。

 

次は当初の予定通り、EB-0の改造でもしますかね。

 

ほなほな。

 

新宿ピカデリーで宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」を観てきた

というわけで、宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」を観に新宿ピカデリーに行ってきました。

 

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最近、仕事がなかなか激務で家に着くのは24時以降、金曜日は15時にあがっていいという有り難い社内ルールも私には無関係で、どうしたものかと考えていました。

 

池袋は施設が古すぎる、上野は割と埋まっている、何より精神的にも肉体的にも疲れている。ここは配信版で済ませるか?・・・と思ったそのとき、あるアイデアが思い浮かんでタクシーで新宿へ。

 

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プラチナですよプラチナ

 

カップルだと3万円というお値段ですが、シングルだと5,000円です。ちなみにプラチナシートは自動券売機ではなくお姉さんがいる方で買えました。とても好感の持てる接客でした。作品のタイトルを言うのがちょっと恥ずかしかったのは内緒。

 

プラチナシートを買った人は上映の1時間前から専用のラウンジを使えるとのことで、近場にある椿屋珈琲店で時間をつぶしました。なかなか強気な料金設定の店ではありますが、良いお店です。

 

ラウンジはこんな感じ。

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GODIVAのチョコレートとウェルカムドリンクが出て、私は辛口のジンジャーエールを頼みました。フードも頼めるようですが、私は3階でドリンクとポップコーンを買っていたので何も注文せず。

 

ちなみにラウンジで頼めるメニューはこちらキャビア頼めばよかった。(ぇ

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値段が値段だからか、作品が作品だからか、周りは見事におっさんばかり。銀座のクラブにいる気分を味わえました。(笑)

 

ラウンジのスタッフはチケット売り場のスタッフ同様、非常に好感の持てる接客で、また利用したくなりました。環境と接客が揃って高レベルにあることで見事にプレミア感を醸し出していました。

 

席はこんな感じ。手持ちのドリンクとポップコーンはスタッフの方がテーブルを用意してくれて、わざわざラウンジから運んでくれました。

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このシートが快適で快適で、よく眠れるなと。足も投げ出せますし、私みたいなガタイのいいおっさんには最適でした。足を置く台の中には荷物もしまえます。

なお、入館時にもらえるカードを次回から提示するとポップコーンがもらえるようです。

 

ラウンジから席まではすぐ、ラウンジまでも専用エレベーターがあるので便利便利。周りの客の非マナー行為に煩わされることもなく、ここまで快適に過ごせるなら映画館に足を運ぶ気分になります。

 

また機会があればプレミアシートで映画を観たいですね。

 

・・・何か書き忘れてるような気もしますが、今回の感想はこれで終了。

 

ほなほな。

Far Cry New Dawnの感想

ドラゴンクエストビルダーズ2はアップデートがくるまでお休みして、Far Cry New Dawnを楽しんでいます。

週末にちょこちょこやり、やっとラスボスを倒すところまでいったので感想を書いてみます。

New DawnはFar Cry 5の続編で映画に例えるとマッドマックス2みたいな感じです。5のラストから17年後、「崩壊」による荒廃の後、コミュニティを再建しようとするホープカウンティの住民に協力してハイウェイマンと呼ばれる盗賊団と戦います。

前作の敵であるカルト集団エデンズ・ゲートは健在でニュー・エデンと名前を変えてます。5の頃と比べると穏健かつ閉鎖的になり、文明を否定する生活を送ってます。麻薬もなし。今回は敵ではなく同盟になります。

システム面はほぼ5から変わってません。車で移動するときに犬が一緒に乗るくらい?(ヘリには乗ってくれない) ビークルは車、バイク、ボート、ヘリのみで飛行機はなくなりました。ニック・ライの水上機は翼が折れてボート扱いになります。

前作からはカルトのボスであるジョセフ、ホープカウンティ側は神父やグレース、ハーク、シャーキー、ニックと嫁のキム、ニックの娘が出ます。あと前作の主人公らしき人物も。犬のブーマーと熊のチーズバーガーは死亡した模様。合掌。

前作と違うのは基地を敵に取り返されて(自分で選べます)、さらに取り返すと資源がもらえるところ。動物も種類が増え、放射能で変異化した動物も出てきたりして、ちょっとしたモンハン気分も味わえます。

■良かったところ
  • 敵の理不尽さが減った
    空を飛んでいても捕まえられたりすることはなくなりました。(笑)
  • マップが狭くなった
    今作くらいがちょうどいいです。
  • 5をやっていると街中を探索するだけで楽しい
    懐かしい場所を久々に訪れる感覚を味わえます。
  • ヘリの弾薬は補給不可
    前作ではヘリ無双ができていまいちだったので、私にとっては改良です。

 

■残念だったところ
  • 味方があまり使えない
    使えると思ったのは犬のティンバー、イノシシのホレーショー、スナイパーの婆さんくらい。
  • AIがアホ
    スナイパーの婆さんに何回殺されたことか。あと、ティンバーは味方の住民を襲うことがあるんだとか。
  • シナリオのボリュームがアンバランス
    3部構成で3部は1部の半分以下であっさり終わります。

もう少しシナリオのボリュームがあれば人におすすめできるかな〜と思います。あちこちにあるメモを見たり住人と会話すると17年で何があったのかがわかります。ジョセフに関わるところは興味深かったです。

前作をクリアした人は、値段もそんなに高くないのでプレーしてみてもいいかと。

ほなほな。

「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」の感想

ゲーム市場の売上の半分はモバイル、残り半分はPCと専用機が分け合っているんだそうです。金額はなんと15兆円規模なんだとか。

 

個人的には、いわゆるソシャゲ、課金で利益を出すタイプのものは害悪だと思ってます。消滅すればいいとすら。今まで何社からか仕事のオファーをいただきましたけど、ソシャゲーと聞いて即断ってきました。

 

ゲーム性は高くないですし、ゲームの中でドヤるために大金を注ぎ込むのはな〜と。凄い?人は毎日10万円くらい注ぎ込むのだとか。運営側からしたら、決まったイベントをローテーションで回すだけで金が入ってくるんですから、ボロい商売ですよ。

 

さてさて。

 

モバイル圧勝に見えるゲーム市場で、PCと専用機が将来性がないかというと、そうでもないようで、着々と伸びてはいるようです。確かに、キングダムハーツ?の発売日とか売り場は賑わってましたからね。

 

去年の12月20日に発売されたドラゴンクエストビルダーズ2(以下、DQB2とする)もスマブラほどではないにせよ、ヒットしているようで、私は予約して買いました。

 

前作が好きで好きで、バイオハザードリベレーションズ2とかNew ガンダムブレイカーみたいになったら嫌だな〜とちょっぴり思いつつ、始めてみたら・・・すっかりハマりました。

 

というわけ?で、感想をつらつらと書いていきます。

 

ストーリー

ドラクエ2でロトの子孫がハーゴンとシドーを倒した後の話になります。全体的には、前作と比べると対象とする年齢層を下げたのかな?と感じました。個人的には前作のストーリーの方が断然好きです。

システム

基本的な部分はそのままで、ビルダー道具が増えたり、食材と飲み物を作るのが別になりました。また、液体を流し込むときに徐々に流れていくようになってます。その結果、滝が作れるようになりました。移動時にダッシュができるようになるなど、いろいろ改善されています。

便利だと思ったのは仲間が建築を手伝ってくれることですね。

戦闘

敵の背後に回り込むなど知恵を使う部分はあるものの、基本的にはヌルいです。まず苦戦することはありません。ラスボスとの戦いもイベントみたいなもので、まず負けることはないかと。建築に重点が置かれているので、単調なレベルあげに時間を割かれることがないのは良いと言えます。

建築

前作より改善されています。農業ができるようになったり、ブロックを半分にできるようになったり、アイテムが増えて建築好きな人にはたまらない内容になったのでは。

DLCでは和風のアイテムが増えて、さらに楽しみが広がりました。値段も良心的です。

オンライン機能が充実して、他の人の島に行ってアイテムで設計図を作れるようになったのも良いです。(ただし、高い建物は無理)

いまいちなところ

素材島から連れてくる仲間の名前が変えられない。
開拓地ごとの人口の上限が20人というのは少ない。
開拓地レシピが一部説明不足

総括

DLCの第2弾がまだあり、アップデートも行われるようなので、いまいちだと感じたところが改善される可能性はおおいにあります。最近やったゲームの中ではベストな出来ですね。YouTubeで他のビルダーさんの動画を観るのも楽しいです。てか、皆さん凄すぎ。

 

シリーズ物の新作、続編はこうでなくちゃね!と言える1本です。

 

ほなほな。

光陰如箭

気がついたら2月になってました。まさに光陰矢の如し。

 

今年に入ってすぐ、風邪を引いてしまい、

  • 熱い風呂に浸かっても寒くて震える
  • 体中が痛い
  • 高熱が出る
  • 頭痛が酷い
  • 咳も酷い

これ、インフルじゃね?・・・ということで内科や耳鼻咽喉科に通うこと4回。だがしかしでインフルではなく、、、、そうこうしているうちに咳だけ悪化して、結局は喘息らしいのですが、先月はまさに発作との戦いでした。おかげで禁煙できました。(笑)

 

仕事の方も大忙しで、久々に大阪出張したりしました。プレゼン前日の22時半に大阪入りして翌日の夕方に帰るという慌ただしさの中、ちゃっかりNAGASAWAの梅田茶屋店に行ったりしました。もちろん、万年筆は買いました。

 

あとはiPad Proを買ったり、ドラゴンクエストビルダーズ2にハマったり、Nintendo Switchを買って放置したり、ガンダムの旧キットに手を出したり、メカコレのコスモタイガーを買って機首をぶった切ったり、いろいろしてました。

 

そうそう、蒼穹のファフナーTVシリーズの1期も見ました。中盤あたりからかなり面白くなりました。キャラクターデザインが苦手なガンダムSeedっぽいことに我慢できるならおすすめです。

 

音楽の方はバッカスのアコースティックベースを買いました。年内にアコースティックベースは増量すると思います。

 

仕事が落ち着いたら、上のネタをマイペースでブログの記事として取り上げていきます。

 

ほなほな。

機動戦士ガンダムNTの感想

ヤマトが惨憺たる状況になる中、2202のシリーズ構成と脚本を担当した福井氏がガンダムUCの続編の脚本を担当したガンダムNTが公開されたので新宿ピカデリーで観てきました。確か公開日の夜に観たんだったかな?

 

ガンダムUCは小説とOVAを観てます。

 

何故盛り上がったか?を考えると、第4部のジオン残党軍と連邦軍の戦闘が評価されていることで答えはわかります。はっきり言えば、脚本に関係ないところがウケたのでしょう。バイアラン・カスタムかっこいい!みたいな。つまり、手柄はメカ作監にある言っても過言ではないかと。

 

福井氏が脚本を担当したハーロックやヤマトを観てきて強く言いたいのは、小説家は脚本家の上位職ではないということ。どっちが難しいとかいう話ではなく、求められる特性が違うと考えます。

 

というわけで、ガンダムUCはストーリー的には駄作と考えてます。モビルスーツが好きだとか戦闘シーンがあればOKって方には楽しめるでしょうがね。

 

さてさて、肝心のガンダムNTですが・・・

 

メカの設定がいまいち

主役が乗るナラティブガンダムが3ヶ月で無理やり完成させた試作機であるνガンダムの試作機だとか、シナンジュ・スタインが実は2機あったとか、ネオジオングも2機あったとか、メーカーの思惑ありきというか、なんというか。(笑) 不健全ですな。

 

もっとも、0080も0083も似たようなもので、ガンダムの世界ではよくあることではあります。

 

ネオジオングの、建造できるけど動く理屈がわからないという謎設定は笑ってしまいました。

 

アムロ以外乗りこなせないディジェをルオ商会が戦力として保有ってのもなぁ。

 

ニュータイプとは

アースノイドのリタがニュータイプとして覚醒って、旧作ファンは抵抗あるだろなぁ。コロニーの落下を予知して住民は助けられたけど家族は全滅ってのはご都合主義ですな。2202みたいなご都合主義。

 

フェネクスパイロットの意識が乗り移って、補給もなしで数年間稼働するとかねぇ。オカルトにもほどがあるでしょう。

 

個人的には、富野監督のそれではない、福井氏独自の解釈が公式になることに抵抗感を感じます。宇宙世紀をこれ以上汚してほしくないです。やるならOOみたいにオリジナルでやるべき。

 

作画が酷い

UCに出てきたキャラクターが何人か出てきて、全員「誰だお前は?」状態なのは笑えました。マーサなんてただのおばさんでしたし。

 

短期間で突貫で作って公開しなきゃならん事情があったのかな?

 

ストーリー的には

サイコフレームは人の手に余るから封印しなきゃいかんねって話。UCの続編をやる気らしいですねぇ。

NT自体のストーリーは、UCと同様、戦闘シーン集でもあればファンは喜ぶんじゃね?という印象。つまり、たいしたことはない。ある意味、ガンダムシリーズの不幸を感じさせます。

 

全体的には

良く言えばスピード感がある、と言えるかもしれません。しかし、全体の構成や演出に緻密さや丁寧さはなく、リタとの回想シーンの繰り返しは時間稼ぎなのか?と感じます。

 

キャラクター紹介にシェザール隊の面々が載っているのに隊長と副隊長以外はモブなのは笑いました。リタとジオン軍のねーちゃんは良いキャラでしたけど、他は(ry

 

結局、福井氏の手にかかると主人公はウジウジ、ごく少数以外のキャラはモブになるのかなと。あと、説明がくどい割に下手。話がやたら長いのに何を言いたいのかわからん人、みたいなね。

 

結論としては、非公式の外伝的というかスピンオフな作品なら許せなくもないレベル、本編の延長に置くのはサイコフレーム並みに危険・・・ってなとこですかね。

 

観終わった後はあれこれ考えたのに、一ヶ月過ぎたらほとんど戦闘シーン以外記憶に残っていないという。(笑)

 

たまには何かを褒める文章を書きたいもんだ。

 

ほなほな。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第六章「回生篇」の感想

ぶっちゃけ、どうでもよくなってるんですが。

 

今回は公開日に上野のTOHOシネマズで観ました。物販だけ目当てな方々もいましたね。人の入りの方はほどほどでした。

 

第19話 ヤマトを継ぐもの、その名は銀河

加藤の裏切りで出力を失って彗星帝国に引き寄せられていくヤマト。乗組員のほとんどは助けにきたアンタレスに移乗します。航空隊と空間騎兵以外、いなそうな印象でしたがね。

前章で中破したアンドロメダもわざわざ来ていたのには呆れました。アポロノームを犠牲にして逃げたんだから逃げればいいのに。

たぶんこれは銀河の波動防壁を見せるための演出なんでしょうけど、アンタレスでいいじゃん。

そして銀河登場。真田さんが設計したようです。探査用って、武装が使えないで大丈夫か?とか考えてはいけません。理屈より演出を優先した画作りをしているそうですから。その演出も理屈を放棄した意味が感じられる出来ではないと思うのは私だけでしょうか。

唐突にガミラスの板にワープ阻害機能があると既知の知識として出ました。これで白色彗星がワープできないようにするようです。・・・なら普通に進めばいいじゃないかとか考えてはいけません。あっさり板が破壊されたのには笑いました。

銀河はAIが作戦などを立案して乗組員はおまけ。効率をとにかく重視するという割に作戦その他、無駄が多いというか。ブラックバード作戦とか、最初から波動コアを搭載したミサイルを護衛艦隊がぶっ放した方が効率いいでしょうに。

あと、戦闘経験その他、ヤマトの乗組員の方がはるかに熟練しているのに銀河の乗組員が上から目線で「正気で戦争に勝てるか」とかほざくのにも疑問を感じました。ガミラスとの戦いに参加していたわけでもないだろうに。


第20話 ガトランティス、呪われし子ら

艦体にダメージを負ったわけでもないのに艦内はよく崩壊するヤマト。今回は雪が天井の一撃を頭にくらって記憶喪失が戻ります。でも、昔のことは一切話しません。

キーマン達が見つけた遺跡(なぜ山本がキーマンの指示に従うのかとか考えてはいけない)で、ズォーダー達の過去が明らかになります。戦闘用の人造人間だった彼らは主人であるゼムリアに背いて負け、100年以上の時間をかけて見つけた滅びの方舟をサーベラーのクローンを使って起動、そして滅ぼしたゼムリアの母星にヤマトは墜落したようです。

ズォーダーが生き残りを率いて母星を去った後のことをゼムリア側が把握している理由とか、細かい設定はつっこんではいけません。わざわざ~代目とかこだわる意味は感じられませんがね。

ガトランティス側にも事情があると説明したかったんでしょうね。だがしかしで、全体的にまとまりがなく、尺の使い方も下手くそです。


第21話 悪夢からの脱出!!

ガトランティスを一網打尽にできるゴレムなる装置?の存在が明らかになり・・・桂木透子に過去の記憶があるなら、語り部に聞く必要ないじゃん。(笑)

蘇生体を通じてそれを察知したズォーダーはインフェルノカノーネでゼムリアを破壊しようとします。今回は準備が早いです。人工太陽がなくても撃てるなら第11番惑(略

一方、AIは時間断層でアンドロメダのバリエーション展開を行い、趣味の悪いゼルグート級なども登場。バーガー達はいつガミラスから来たのやら。

自動操縦型の黒いアンドロメダの軍団は活躍せずに全滅。AIってアホだろ。山南はアンドロメダ改で無人アンドロメダを率いて上から彗星帝国を攻撃するも、またまた効果なし。まぁ、前章では重力子スプレッドで収束した波動砲でも通じませんでしたからね。

唯一良かったのは、アンドロメダの兵装がほとんど出番があったこと。そこだけは良かったですね。

思わせぶりだったG計画は銀河の乗組員に子供を産ませて種の存続を図るというもの。・・・バカじゃねーのw ちなみに銀河も他の艦同様、ブリッジのクルー以外のメンバーは存在感がありません。

結局、アンドロメダ以外は全滅して重力核を銀河と一緒に破壊してヤマトを救助。戦死者はなし。(笑) 火星?に沈むアンドロメダの最期は旧作を超えたかもしれません。艦長以外のクルーはいませんがね。

しかし今回、ヤマトの影が薄いですね。


第22話 宿命の対決!

彗星帝国から脱出してすぐ火星に着いたのに、なんとヤマトは火星上空で修理ですよ。銀河からパーツを移して最終決戦仕様になりました。主砲の形とか違うとかつっこんではいけません。

何故か単艦で出撃したヤマトはデスラーと戦います。宿命の対決というタイトルにするほどデスラーと絡みはないのに。

ガトランティスで作られた艦なのに中の構造を熟知しているキーマンの先導で一部のクルーはノイデウスーラ内で戦います。・・・戦闘シーンないけど。

ヤマトの方は空間騎兵が例のロボで悪趣味なロボと戦闘。ヤマト艦内でも戦闘。ヤマトの艦内、広いな。

永倉のピンチに斉藤がロボから出て守ろうとすると、何故か悪趣味なロボは会釈して去って蘇生体の正体が判明。副監督がネタバレしてましたし、何の驚きもありません。観客は答え合わせをしているようなもんです。

最後はデスラーがキーマンの前でミルに撃たれて、キーマンの目玉のドアップで終了。

 

全体的には、戦闘シーンに関しては前章よりはましになったものの、駄作寄りの凡作かなといった印象でした。艦体から出る煙とかしょぼかったな~。

 

2199の続編を謳い、大ヒットした旧作のリメイクを謳ったはずの作品が、ここまでの駄作になるとは。亡き西崎プロデューサーも嘆いていることでしょう。

次章は新星篇となるようです。盛大に広げた風呂敷を畳めるのでしょうか。期待はしていません。

 

ほなほな。