今回はおっさんの思い出話になります。
パソコンを初めて見たのは、確か高校一年生のときでした。ちょうど銀河英雄伝説にハマっていて、パソコン版のゲームを当時の友人の家で見せてもらったんだったかな。
当然、物欲は盛大に燃え上がりました。だがしかしでファミコンすら買ってもらえなかった状況だったので、パソコンは夢のまた夢でした。
初めて自腹でパソコンを買ったのは1996年でした。とある大学に編入して2回目の大学生活を送っていた頃、それまで金は楽器に全振りしていたのが、ELFのドラゴンナイト4と同級生2がやりたくなって買いました。
財政的には最初の大学生活ではYAMAHAのAPX-50を一括で買ったり、ラックマウントのエフェクターを買いまくって冷蔵庫みたいなシステムを組んだりとまったく問題なかったんですよね。単純に最初の大学に入ってからはパソコンへの興味は失せていたんでしょう。
パソコンに再び興味が湧いたのはエロゲー以外にも、それまで五線紙とペンでやっていた編曲がパソコンでできると知ったことも大きかったです。
結局、買ったのはエロゲーができるこれでしたが。(笑)
スペックはこんな感じ。
ギガバイトじゃないです。メガバイトです。ちなみに私は迷わず一太郎モデルを買いました。あの頃は一太郎かWordのどちらかを選んでました。
使っているうちにスペックに不満を感じたり、やりたいことも増えていろいろ手を加えました。
外付けモデムを付けた
当時、インターネットは電話回線でやってました。私のV12はモデムを内蔵していなかったため、外付けモデムを買い、電話回線を分岐させて電話機とモデムにつなぎました。ネットに繋ぐと電話は通話中になり、何度も家族に怒られたものでした。
アスキーインターネットフリーウェイという無料プロバイダのお世話になったのもこの頃でした。
インターネットに興味を持ったのは、当時のバンドメンバーが「無修正のエロ画像が見放題!」とわざわざ印刷して見せびらかしたことだった・・・はず。彼はエロ動画収集にハマりすぎて通信料が10万近くまでいってました。(笑)
セカンドキャッシュの増設とメモリの増設
セカンドキャッシュはいわゆるL2キャッシュのことで、V12ではオプションでした。容量は256KBでした。メガではないです。増設してもあまり効果が感じられなかったのは内緒。
メモリは32MBを4枚刺しにして128MBまで増設しました。これは割と効果があったような。
CPUの換装
AMDのK6-2というCPUを下駄経由で9821に付けられるパーツが発売され、少しでも性能が上がるなら・・・と思って買いました。ベースクロックが60MHzのV12でも下駄部分で内部クロックの倍率を変えて動作させる仕組みです。
これは割と有効でした。
グラボの増設
V12にはPCIスロットがあり、そこにグラボなどを増設することができました。今はGeForceかRadeonの二択ですけど、昔は選択肢がいろいろあったんですよ。確か私はMatrox製品とか3DLabsのPermedia2とかを載せてたはず。
HDDの増設
Visual Studioを買ったりした後に悩まされたのはストレージ容量が足りないことでした。そこでフロッピーを増設するスペースにHDDを付けました。確か2GBくらいだったような。
結局、当時のNEC製品はハードディスクがAドライブとして認識されることが原因でいろいろ支障が出たことでDOS/V機に移行して、V12はエロゲー専用機になったのでした。
モニターの交換
「モニターはナナオ」という信仰?があって、ナナオのCRTモニターを買いました。これはV12が引退した後もしばらく使いました。評判が良いだけあって性能その他は文句無しで10年以上使ったような気がします。
デスクトップはIntelのCeleron 300Aが発売されてから自作にどっぷりハマり、市販のパソコンを買ったのはMacを除けばなんとV12が最初で最後でした。その代わり、ラップトップは50台以上買ったと思います。
次回は思い出のラップトップについて書いてみようと思います。
ほなほな。