Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

バイオハザード RE:3の感想

もう2ヶ月くらい引きこもり生活が続いています。引きこもるのって才能が必要ですわ。掃除をしたり料理をしたりいろいろ気分転換をしつつも、時間を持て余します。

 

さて、今回はこないだ発売されたバイオハザード3 ラストエスケープのリメイク版の感想になります。レビューではなくただの感想です。

 

バイオハザードは・・・

ってな感じかな? RE:3も含めた14作中未プレイは5作なので半分はやってることになります。ちなみに派生系は手を出していません。

 

一番好きなのは4ですね。PS3はこれのために買ったようなものです。次に好きなのは2とリベレーションズ、その次に5、1と3はあまり記憶がありません。リベレーションズ2は・・・ストーリーモードは悪くないものの、レイドモードが残念過ぎる内容でした。

 

さてさて、今回発売されたRE:3。あまり芳しくない評価が聞こえてきて買うのを正直躊躇しました。が、暇なので買いました。(笑)

 

感想を一言でいうと・・・「ボリューム不足」。

 

グラフィックと音楽は悪くないです。システムとかも最新版だけあって過去作より良くなってます。だがしかしで、ただでさえ短めだったオリジナルから序盤の街の探索や時計台と公園関連の部分がバッサリカットされたことですぐに終わります。

 

2はレオンとクレア、それぞれ裏ルートもあってなかなかのボリュームがあるだけに、落差が。。。

 

カットされた部分を復活させて、U.B.C.S.の面々を始めとするキャラクター達に関する描写をもう少し入れてくれれば良作になったのかな~と思います。モブに毛が生えた程度なのが残念です。バイオ4でできたことが何故できなくなったのやら。

 

ゲームを開発する環境は良くなってきているのに、何故にファンの期待を裏切るものが発売され続けるのか。最近ではNEWガンダムブレイカーやEARTH DEFENSE FORCE: IRON RAINは金返せ!と言いたくなるほどの駄作でした。新サクラ大戦も評判が酷いですね。

 

ゲーム業界とはほぼ縁はないですが、「どう作るのか」を決められる人たちが「何を作るのか」を決められない構造なんじゃないかなとエンジニアとして思います。

 

最近在籍したりやりとりしたいくつかの会社では「何を作るのか」を決めるのは実際に手を動かしたことがなければ知見もない人たちばかりで、手を動かす部分は国内外のベンダーに丸投げ。酷いところは要件定義の段階から丸投げしてます。それでは絶対に良いものは生まれません。

 

広告代理店時代に某世界的ゲームメーカーの新作の宣伝にちらっと関わったとき、宣伝に関わる主要スタッフ全員がゲームに関して素人だったんですよ。一番不思議に思ったのは、なぜメーカー側は打ち合わせとかで相手がド素人だと気づかず、仕事を依頼したのかという部分。別業種の某社がしっかり見抜いて他の会社にさっさと乗り換えたのと対象的でした。

 

大手のメーカーにはあまり期待はできないかもしれませんね。

 

まだまだ続きそうな引きこもり生活。どうやって時間を潰しますかね~。

 

ほなほな。

楽器の仕上げ塗装あれこれ

コロナウィルスとの戦争は終わりに向かうどころかまだ折り返し地点にすら到達していないようで。まぁ、ウィルスですからね。普段と変わらない生活をしていたら感染しますし、他者に感染させます。誰かに解決してもらおうとか他人事のように考える人がいる限り、終わらないと考えても極端ではないでしょう。

 

他国のように外出したら罰金!みたいにならないとダメとか、すごくダサいと思うんですけどね。

 

さてさて、今回のネタは楽器の仕上げ塗装につかう塗料?です。楽器に限らず、木でできたものなら何にでも応用できるはずです。

 

今まで私が使ってきたのは・・・ 

  • ラッカー塗料
  • ウレタンスプレー
  • アサヒペン ジェルカラーニス
  • 水性ウレタンニス
  • Xotic Oil Gel 

くらいかな? ラッカーとウレタンスプレーは某社の豪華な塗装ブースが使えた頃に使ってました。が、時間がかかりすぎたり、磨きが怠かったり、ウレタンスプレーはウレタンが固まるのでまとめて塗装するならいいんですが、大量生産するわけではないので使わなくなりました。何より、身体に有害です。

 

ジェルカラーニスは色の選択肢が少なめなことを除けばおすすめです。アルダーやメイプルといった硬めな木材を使う前提で。グレーやグリーンが廃番になったのが惜しいです。

 

水性ウレタンニスは個人的に扱いがちょっと面倒かなと感じます。表面を平滑にするのが特に。

 

最近、何を使っているのかというと、

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Xotic Oil GelとTru-Oilです。

 

塗装の流れとしては

  1. 生地調整 #1600~#2000まで
  2. 水性ステインや万年筆用のインク(染料)で着色
  3. 全体を軽くサンディング
  4. Xotic Oil GelかTru-Oilをウェスで複数回塗る
    →一度塗って硬化したらスチールウールで表面をならす

といった感じで私はやってます。

 

Tru-Oilを3回塗った例。

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バキバキに割れた軸を希釈したタイトボンドその他で補修後、全体をサンディングしてからTru-Oilを3回塗りました。磨きはしていません。磨きに労力を割くならオイルを塗る前の生地調整に労力を割いた方が良いです。

 

Xotic Oil GelとTru-Oilを比較すると

  • Tru-Oilの方がサラサラしている。
  • Tru-Oilの方が臭くない。
  • 塗膜はXotic Oil Gelの方がやや硬い。
  • Tru-Oilは国内で買うと高い。
  • どちらも塗れば塗るほど艶が出る。(生地調整次第)

といった感じ。

 

バスウッドやアガチス、ポロウニアのような柔らかい木材には向いていないというか、ネジ穴がすぐダメになるのでそもそも手を出さない方が良いと思います。特にバスウッドはヤスリをかければかけるほど毛羽立つのでイライラします。

 

 

ちなみに、塗装済のボディのリフィニッシュにXotic Oil GelやTru-Oilを使いたい場合は、塗膜だけでなくシーラーの層も完全に落とす必要があります。ヤスリをかけて白い粉が出る間はまだ不十分です。

 

いろいろ落ち着いたら、これも試してみるつもりです。

www.stewmac.com

 

アメリカは大丈夫なのかな?

 

ほなほな。

Ibanez ATK-405 Fretlessの改造(1)

コロナ騒動は収束するどころかさらに加速する勢いですね。まぁ、誰かが解決してくれるものではなく、全員が当事者意識を持たないとダメだと思います。全員が感染する可能性があり、重症化する可能性があり、死ぬ可能性があり、誰かを感染させる可能性があることを自覚していきたいもんです。

 

さて、前回注文したBARTOLINIの59J1 L/SとBARTOLINIのNTMB+GFが届きました。

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一緒にBARTOLINIのCD50KS、DPTT-M、A250KAも買いました。

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今回はパッシブでも使うのでボリュームポットはA250KAにして、せっかくなのでミッドフリーケンシーセレクターDPTT-Mも買いました。

 

改造前

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改造後

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改造前の配線

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改造後の配線

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今回も作業はNaked Guitar Worksさんにお願いしました。

 

ひらめき型変態天才リペアマンの小園さんと店長のタダさんと相談した結果、

  • ネック側のピックアップキャビティを拡げる。
  • ブリッジ側はピックガード材でエスカッションを作る。
    →私のアイデアでシルバーミラーに。
  • パッシブとアクティブの切替はスイッチではなくスイッチポットで。

という仕様に。

 

一番悩ましかったのはネック側のピックアップがキャビティにはまらなかったことですかね。ブリッジ側ははまったんですけど、音を拾えるかどうかという別の問題も出るのでキャビティを拡げることに。

 

問題のネック側。上下に飛び出た取り付けネジをはめる部分が内側に拡げてあります。

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ブリッジ側。エスカッションのエンド側にゆるやかなRがついているのは小園さんのアイデアだと思います。素晴らしい。

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今回、自力でやったのはネック裏の派手に陥没した部分の修正です。まだ終わってませんけどねw

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割と深く陥没してしまい、演奏する時に気になるんですよ。

 

修正は見た目は度外視する方向でやりました。

  1. ネックを陥没した穴に合わせて傾けて固定する。
  2. タミヤのイージーサンディングという瞬間接着剤を陥没した部分に若干盛り上がる程度に盛る。
  3. 硬化促進剤で硬化させる。
  4. 硬化促進剤が乾いたら#240~#1000の順番で削る。
  5. Tru Oilでコーティングする。

削るときは何度も何度も何度も何度も触って違和感がないくらいまで削れたら#600以降で傷を消す感じです。ボディなら#60から始めても良いと思います。ネックは、特にIbanezは薄めなので削りすぎないことを重視しました。

 

今回は最低限のコーティングをして配線部分の作業をお願いしたので、これからまたネックの仕上げはやります。たぶんネック裏の手が当たる部分は全部塗り替えます。

 

ピックアップとプリアンプを交換した感想はというと

  • ネック側もブリッジ側もパワーが段違い。
  • BARTOLINI最高
  • Low Bもきっちり拾う。
  • EQのTREBLEのかかり具合が自然。わざとらしさがない。
  • EQのMIDDLEのフリーケンシーセレクターは絶対付けた方が良い。
  • EQのBASSは音圧の変化が凄い。
  • ノイズはない。(59J1はスプリットコイル)
  • BARTOLINIらしくHIGHからLOWまでフラットに出る。
  • ニュアンスが出しやすくなった。

一言で言えば、「化けた」なと。

 

今までIbanezのベースでBARTOLINIがついたものを試奏してきて、良い印象も悪い印象もなかったのに、今回はえらく良い印象を抱きました。プリアンプもBARTOLINIにしたからかもしれません。

 

ATK-405は放出候補からレギュラーになりました。Dingwallより出番が増えるかも。

 

次はこないだピックアップ交換をした自作5号機の配線をやり直す予定です。

 

ほなほな。

 

11 albums to know me

"7 albums to know me"というハッシュタグを見つけて、けっこう面白かったのでブログの記事にもしてみます。

 

クラシックやジャズ、フュージョンは省いてあります。ポップスとロック縛りです。

1.Paul Simon Songbook / Paul Simon

ソングブック

ソングブック

 

私にとって唯一、神様的な存在であるPaul Simonの初のソロアルバムです。

 

Simon & Garfunkelのデビュー作が失敗に終わり、Tom Willsonの手でBob Dylanの”Like a Rolling Stone”に参加したミュージシャンの演奏が本人の同意なくオーバーダビングされた”The Sounds of Silence”が全米1位になるまでの間、イギリスで活動していたPaul Simonが出したアルバムで、S&Gの初期作品が収められています。長らく廃盤になっていて、私はラジオで流れたいくつかの曲を録音して聴いていました。

 

Paulの歌とギターをマイク1本で録音した本作はシンプルそのもの。そのせいか、どの曲もS&Gのアルバムのものよりパンチが効いているというか、刺さります。弾き語りのお手本みたいなアルバムです。

 

2.Graceland / Paul Simon 

グレイスランド

グレイスランド

 

またまたPaul Simonのソロアルバムです。よく私は「S&Gが好きな人」みたいに言われますが、正確には「Paul Simonが好きな人」になります。

 

Paul Simonはジャンルがよくわからん人でアルバムごとに色が違うというか、違いすぎるというか。個人的には、S&GのどのアルバムよりもPaulのソロアルバムの方が音楽的に上質で刺激があると思ってます。中でもこのGracelandは南アフリカのミュージシャンの特異すぎる個性が際立ちつつもPaulのアルバムとして成立しているので好きです。”Still Crazy After All These Years”とかも名盤なので興味がある方は聴いていただきたいです。

 

日本では相変わらずS&Gの片割れ的な扱われ方をされがちですけど、一人のアーティストとして築いた地位と功績はS&Gのそれより圧倒的に勝っていると声を大にして言いたい。

 

3.Talking Book / Stevie Wonder

トーキング・ブック
 

 生まれて初めて買ったCDがStevie Wonderの”In Square Circle”で、私が大好きなEarl Klughが参加した”Overjoyed”は初めて聴いた日から30年以上経ってもベストソングの一つだったりします。・・・が、アルバムとして一番好きなのは何といってもこの”Talking Book”でしょう。

 

勝手な妄想ではありますが、12歳でデビューした彼がアーティストとして初めてやりたいことをやったのがこのアルバムかなと。とにかく完成度が高いのと、Jeff Beckをはじめとするゲスト達がこれまた良い仕事をしてます。

 

4.Tapestry / Carole King

つづれおり

つづれおり

 

60年代に職業作曲家として大成功を収めていたCarole Kingが30代になってから出したアルバム・・・というか、説明する必要はないでしょう。ポピュラー音楽というジャンル内における最高峰と言っても過言ではない・・・はず。

 

よくもまあ一枚のアルバムにここまで完成度の高い曲を集められたなと。正直、歌声はぜんぜん好みではないのに、何度聴いても素晴らしいと感じるのはとんでもないことだと思います。はい。

 

5.Beggars Banquet / The Rolling Stones 

ベガーズ・バンケット

ベガーズ・バンケット

 

テクノを除けば何でも聴く私が、嫌いとはいかないまでも苦手なのがブルースだったりします。セッションとかで演奏していても飽きるんですよね。苦手意識の原因を考えてみると、たぶんCINDERELLAが”Long Cold Winter”を出したあたりから周りがブルースブルース言い始めたことにあると思われます。

 

Stonesの原点はブルースにあるわけで、苦手な部類に属するはずが、このアルバムはすごく好きです。アコースティックギターが主体で、ギターという楽器の魅力が凝縮されたような演奏が詰まった宝箱みたいなアルバムです。中学時代にこれを聴いてオープンチューニングとスライドギターに目覚めました。

 

6.The Stranger / Billy Joel 

ストレンジャー

ストレンジャー

 

これまた超有名なアルバムですね。とてつもなく完成度が高いです。”Vienna”と”She's Always a Woman” が特に好きです。

 

Billyのすべてのアルバムを聴いた上で、このアルバムが一番彼の魅力が表れているのかなと感じてこれを取り上げました。Paul Simonより取っつきやすいというか、聴きやすいというか。

 

7.IV / Led Zeppelin

Led Zeppelin IV [REMASTERED ORIGINAL1CD]

Led Zeppelin IV [REMASTERED ORIGINAL1CD]

  • アーティスト:Led Zeppelin
  • 発売日: 2014/10/28
  • メディア: CD
 

Led Zeppelinは計測不可能なくらい聴いてきましたし、ベースやギター、マンドリンで彼らの曲を演奏してきました。 好きか?と聞かれると・・・ちょっと微妙かも。

 

彼らのスタジオ・アルバムは大好きです。ライブ盤は・・・聴くのが辛い。ギターが1本だから厚みがないんですよ。”Achilles Last Stand ”なんかではそれが顕著に感じられます。

 

このアルバムは前作から始まったアコースティック路線と従来の路線がバランスよく混じっていて非常に良いです。Jimmy Pageは特にスタジオワークが素晴らしく、”Rock and Roll”のギターのトーンとかたまらんです。

 

8.Axis: Bold As Love / The Jimi Hendrix Experience

Jimi Hendrixは説明する必要がないアーティストのTop3に入るでしょう。ライブでの演奏を録画したものを見てぶっ飛んで、スタジオアルバムでさらにぶっ飛びました。どちらも違うベクトルで凄まじい。ギターを燃やしたり歯で弾いたりといったことはどうでもいいことです。

 

完成度や衝撃度では最初のアルバムも同じくらいのレベルにあります。このアルバムを選んだのは”Little Wing”と”Bold as Love” が入っているからです。

 

しかし、60年代はとんでもないアーティストがたくさんいたんですね。当時をリアルタイムで過ごしていた方がうらやましいです。


9.Whitesnake / Whitesnake

バンド自体は好きではありません。正直、バンドと呼んでいいのか?と思います。メンバーをすぐ解雇しますからね。

 

このアルバムはJohn Sykes抜きでは語れないでしょう。彼がいたからモダンハードロックの神髄と言えるこのアルバムが生まれ、大ヒットしたのに・・・レコーディング終了後に解雇。

 

SykesはThin Lizzy時代はあまり作曲面で貢献していませんでしたが、後のBlue Murderで発揮される作曲センスをこのアルバムで十二分に発揮しています。


10.Tribute / Ozzy Osbourne

トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ

トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ

 

Black Sabbathを解雇されたOzzyがソロとして成功した理由はRandy Rhoadsの存在があってこそ。Randy Rhoadsがライブでも凄かったことがわかるのがこのアルバムです。

 

ドラムのカウントを無視して始まる”I don’t know”の出だしからテンションが爆上げです。特に素晴らしいのはギターソロです。だいたい巷のギターソロってつまらないんですよ。音楽として聴くに値しないというか。その点、Randyが弾くソロはどれもが曲の一部になっていて、聴きごたえがあります。

 

スタジオ版よりライブの方が素晴らしいと感じる演奏が多いのは、私が聴いてきた中ではRandyとJimiのみです。間違いなく、早逝しなくても伝説のギタリストになったはず。


11.Black Rose: A Rock Legend / Thin Lizzy 

ブラック・ローズ

ブラック・ローズ

 

アイルランドの雄、Thin Lizzyの代表作です。アルバムとしては”Jailbreak”も同じくらい素晴らしいです。このアルバムを選んだのは”Roisin Dubh (Black Rose) A Rock Legend”と”Sarah”が素晴らしすぎるから。(ほかの曲も良い)

 

”Black Rose”のギターソロも音楽的で聴いていて飽きません。”Sarah”もアコースティックギターとエレクトリックギターが上手く使われていて、編曲の巧みさが光ります。

 

まぁ、Gary Mooreの才能が加わったことでこの名作が生まれたんでしょうね。彼のソロはあまり好きではないのに不思議です。(一応アルバムは揃えてます)

 

以上、11 albums to know meでした。邦楽編とかクラシック編もそのうち書くかもしれません。・・・邦楽はほとんど聴かないから難しいかな。

 

ほなほな。

使ってみたいピックアップ

ピックアップ交換は手っ取り早い改造ではあるものの、個人的にはあまり期待してはいけないかなと考えています。まずはしっかり本体の調整をすること。あとは方向性が定まっていること。ナット交換やフレット交換、ブリッジなどの交換も効果はあります。

 

EpiphoneのEB-0なんか”雨の日用”で買ったのに、ブリッジやペグを交換したら一番使用頻度が高くなりましたからね。

 

YoutubeやCDなどで聴いて良かったから交換する、というのも危険だと思っています。楽器本体、弾き手、アンプ、録音機材、そして聴く環境でどうにでも変わりますから。

 

まぁ、ピックアップ交換はギャンブルですよ。だから楽しい。(ぇ

 

こないだIbanezのATK-405の改造に使うパーツをサウンドハウスから買ったら、あれこれ買いたくなっちゃった、というのが今回のお話です。

 

まずはBacchusのSCB4-CUSTOM。

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デザイン的には一番好みです。シングルカッタウェイでメイプル指板、ActiveとPassiveの切り替えが可能、おまけにペグも分かれていて完璧。

 

だがしかしでいまいち音の輪郭がぼやけているというか、抜けないというか。

 

そこで、SEYMOUR DUNCANのNYC Bassを載せてみようかなと。

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いつもなら何も考えずにEMG!となりますが、ベースに関しては私はPassiveとしても使えることを重視するのでパスします。このピックアップはポン付けできるらしいので交換は楽そうです。予算に余裕があればプリアンプをESPのCINNAMONに交換したいですね。これはTrebleがPassive時にToneとして使えるので便利らしいです。

 

 

 なにげに家では出番が多いIbanezのAFJ95 VSB。

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これはこの組み合わせでいこうかと。

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ネックポジションに載せるピックアップとしては、1CTAとDimarzioのAir Norton、そしてTitanが好きです。Bartoliniは自作3号機(ソリッドボディ)に載せているので、フルアコに載せるとどうなるのかなと。私はアコギ感覚でこれを弾いているから多分合うはず。多分。

 

Epiphone ES-339 Pro 

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今載ってる純正のAlnico Classic Proも悪くはありません。が、Bartolini党としてはBartoliniを載せたギターを増やしたいなと。これに載せるのは・・・

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DuncanでいうところのSH-1みたいなのもあるんですが、私は指頭奏法がメインなのでこちらのほうが合うだろうと妄想しています。DuncanもSH-1よりSH-2の方が好みですしね。

 

 自作13号機。

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これ、ボディはコリーナなんですよ。仲間に貸したらギターボーカルにはうってつけなんじゃね?との評価をいただきました。尖った部分がないからバッキングには合うらしいです。ちなみに今はゴトーのピックアップが載ってます。

 

Telecaster用のピックアップはいまいち選択肢が少ない気がします。私のはネック側がハムバッカー、しかもボディ材がコリーナということで、さらにギャンブル的な要素が高まります。

 

載せ替えるとなると・・・これかな?

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面白みが欠片も感じられない選択ですいません。配線は最初はどちらもパラレルにするつもりです。けっこう手持ちのギターはシリーズではなくパラレルにしています。そうすることでハイミッドがよく出るようになり、私の奏法にも合います。パワー不足はペダルやアンプで補えばいいんです。

 

今年の夏くらいには財政が安定するはずなので、気長に交換していこうと思います。

 

ほなほな。

Ibanez ATK-405 Fretlessの改造(1)

コロナのおかげで引きこもり状態が続いています。仕事もちょっと暇なので「白い巨塔」を観たり、NHKオンデマンドで「大地の子」を観たりしています。・・・こういうときに練習する気になれないから上達しないんでしょうね。

 

さて、 今回からは渋谷のイケベで試奏せずに買ったIbanezのATK-405を改造していきます。

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シェイプがちょっと微妙だったりするものの、割と好きではあります。が、一番の問題はブリッジ側のピックアップが微妙すぎること。ネック側は非常に好みなんですけどね~。

 

Ibanezオリジナル?のCAP Double Humbucker Pickupらしいんですが、いわゆるポールピース的なのが3本ついてます。公式の情報では3種類の音が出るそうです。・・・私の耳では聞き分けできませんでした。

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EQも独特でトーンが変わるというより音量が上がる感じでちょっと使いづらいです。アッセンブリーはこんな感じ。 

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ブリッジ側のピックアップの形が独特、しかもブリッジプレートも独特な形とあってTelecasterみたいに気軽にピックアップの交換はできないため、オリジナルのピックガードを作ってブリッジ交換も・・・と考えていましたが、それだと金がかかっていまいますし、ピッチが合うブリッジを探すのもちょっと面倒です。

 

なので、今回はBARTOLINIの59J1 L/Sと同じくBARTOLINIのNTMB+GFをサウンドハウスに注文しました。Jタイプのピックアップがブリッジ側のザグリに入ることは確認済みです。

 

おそらく週末には届くでしょうから、現物を見てみて何をどう配置するか決めたいと思います。

 

ほなほな。

 

好きなアーティスト(1)Bakithi Kumalo

コロナ騒ぎで仕事はテレワーク中心になり、持病がある身としては、まずは自分の身を守ることをまず考えます。感染して発病することよりも、他人に移すのが嫌なので慎重になります。

 

さてさて、今回から私が好きなアーティストを紹介していってみようと思います。記念すべき?第一回は南アフリカ出身のベーシスト、Bakithi Kumaloです。

 

Bakithi KumaloはPaul Simonが1986年に出したアルバム”Graceland”に参加して有名になりました。私が初めて知ったのもこのアルバムがきっかけです。

 


Paul Simon - The Boy In The Bubble (Live from The African Concert, 1987)

 

このアルバムがきっかけで一番評価されたのはコーラスグループのLadysmith Black Mambazoだと思われますが、私が一番魅力を感じたのは「店にあった中で一番安かった」WashburnのB-40でオリジナリティあふれるベースラインを奏でるBakithiでした。

 

一番好きな曲はこれ。


Paul Simon - Diamonds On The Soles Of Her Shoes (from The African Concert, 1987)

 

バッキングがベースのみの音源もあったりします。


Paul Simon - Diamonds On The Soles Of Her Shoes(Bass and Voice)

 

個人的に凄いと思うのは、これだけ独特というか濃い演奏なのに曲に溶け込んでることです。技術をひけらかすような曲芸的な演奏が大嫌いな私にはまさにツボ。ギターを初めてすぐの頃にこれを聴き込んだことが音楽嗜好に大いに影響を与えた可能性はおおいにあります。私は凡人なのでベースプレイから彼の影響はフレットレスを使うこと以外まったく感じられないと思いますが。

 

Gracelandで成功を収めた後は何枚かソロアルバムを出した他、セッションミュージシャンとして活動しているようです。ソロアルバムはiTunesで買えます。便利な世の中になりました。可能ならば一度、生で聴いてみたいものです。1991年のPaul Simonの来日公演にBakithiは参加していなかったので。

 

興味がわいた人はまずPaul Simonの”Graceland”を聴いていただきたいです。

 

次回は私にとって神様みたいな存在であるPaul Simonを取り上げる予定です。

 

ほなほな。