Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

eX.computer N1504K-310T/8G (2)

・・・というわけで、N1504Kをパワーアップさせていきます。

 

買ったのはこれ。OSを入れ直してもいいんですが、Officeやら何やら入れてしまったのでケースも買いました・・・が、M.2のSSDって、NVMe以外の規格もあるんですね。

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なのでこれも購入。これがなかなかの曲者でした。

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クローニングどころかフォーマットも何もできねぇ。

 

WindowsでもMacでもLinuxでもマウントできず、エラーで止まるので途方に暮れました。なので追加で買いましたよ。

 

 SanDiskSSDと・・・ 

 

AREAのSSDケース。 

 

実験の結果、CenturyのSSDケースは元々ついていたSSDは普通に動作するものの、WDとSanDiskは両方ともダメ。AREAのはすべて問題なく動作。・・・1TBのSSDが余ったじゃねーか!(怒)

 

気を取り直して、パワーアップさせていきます。裏のネジ4本を外して、蓋を引っ剥がします。割と力が要ります。戻すときもちょっと手間。もっとも、頻繁に外すものでもないので、これはこれでいいかも。ちなみにメモリは先走って増設してます。

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増設後。

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メモリはCrucialの8GBを増設して合計で16GBになりました。16GBを2枚買おうかとも思ったんですけどね。

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SSDは問題なく装着できました。元々ついていたSSDが切り欠きが2つあるB&M Keyでかなりビビったのは内緒。SSDが2枚余るのは間抜けとしか言いようがない。

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要らなくね?と自分でも思うDドライブ用のSSD。これはきっちりはまらず、少しドキドキしました。

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感想は・・・OS起動その他は明らかに速くなりました。笑えるくらい速いです。やはりストレージを速いものにすると効果は大きいですね。Visual StudioAndroid Studioも快適に使えそうです。

 

余ったWDのSSDは・・・PS4 Proの拡張ストレージにするか、暇つぶしにMini ITXのマシンを組むか・・・とりあえずは拡張ストレージとして使いますかね。

 

ほなほな。

 

 

eX.computer N1504K-310T/8G (1)

8月になりましたね。今年の2月からほぼ在宅勤務になって、もう半年ですか。

 

日本の場合、重症者と死者が増えていないので、手洗いその他をしっかり気をつければ、それほど神経質になる必要はないのかなと思ってます。もっとも、軽症でも一般人からしたらきついですし、イソジンを買いにドラッグストアに人が殺到しているとか聞くと、都民としては外にはあまり外に出たくはなくなります。

 

何というか、政府とかの指示待ち人間にならず、自分で情報を収集して、しっかり理解をして、自分で何をすべきか考えないと。社会人なんですから。

 

さてさて、今回は何となく買ってしまったeX.computerのN1504K-310T/8Gのレビューになります。

 

www.tsukumo.co.jp

 

マウスの浦和レッズとコラボしたモデルとか、DELLACER初音ミクモデルにもちょっと心を揺らぶられつつ、一番地味っぽいこれを買いました。

 

天板。地味というかシンプルというか。

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左側面には電源、LANポート、D-Sub15ピン、USB 3.1 Type-C、HDMI、USB 3.1がついてます。非常に残念ながらPDには非対応です。orz

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右側面にはマイク/ヘッドホン端子、USB 2.0×2、DVDドライブとセキュリティスロット。

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手前側にはSDカードスロットがついてます。LEDは見づらい・・・

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キーボードはいたって普通。テンキーの0が2の下にあるのが不満ですかね。

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バッテリーは一度奥に引っ掛けてから手前に倒して取り付けます。ちょっと悩みました。(笑) サイズがサイズなのでコンセントがないところでは使わない方が良いでしょう。

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底面。4ヶ所のネジを外して蓋を剥がすとメモリスロットその他がこんにちはします。作りはけっこうしっかりしてます。

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アダプターはとてもコンパクトで好感が持てます。PD非対応でも許せるレベルです。素晴らしい。

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このラップトップを一言で表すなら、「普通」ですかね。良い意味で「普通」です。

 

顔認証とか指紋認証とか筐体の材質とかタッチパネルとか性能にこだわるなら、もっと金を出せばいいわけで、6万円台でこれが買えるなら文句なしでしょう。

 

メモリは32GBまで積めて、ストレージはM.2のSSD、それとは別に2.5インチのSSD/HDDも積めるみたいで拡張性も意外とあります。持ち歩くには少々辛い重さでも、片手で液晶を開けられるというメリットがあります。

 

15インチのラップトップはMicrosoft Surface BookとLG Gramを持っていて、Surface Bookは超絶不安定(頻繁に勝手にタブレットモードがONになったりOFFになったりする)、LG Gramは軽くて液晶が綺麗だけどスピーカーがしょぼすぎ&作りがちょっとちゃちなので、N1504Kの方が値段の安さも含めて満足度は高いですね。

 

次回はSSDの交換と増設、メモリの増設をやってみる予定です。ネタにしてないラップトップの簡単なレビューもやってみますかね。

 

ほなほな。

自作Telecasterのピックアップ交換

コロナは収束するどころかまだまだ続きそうですね。今まで仕事の面では被害を被ってきませんでしたが、どこの業界も業績がかなり悪いので不安です。

 

宝くじでも当たらないかな~(ぇ

 

さて、今回は自作13号機のピックアップ交換の話です。このギターはボディがコリーナで塗装はラッカーという私らしくない仕様になっています。

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今まではネック側にGOTOHのHB-Classicαを、ブリッジ側にTL-Classicαを載せていました。が、どうもブリッジ側の線の細さ?が気になり、もうちょいパワーがあるのが欲しくなって長らく悩んだ結果、Seymour DuncanのSTL-2 Hot Tele Bridgeを買いました。

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このギターのこだわりの一つはコントロールの並びです。ボリューム、トーン、トグルの並びにしてあります。ノブはエボニー製。今回、300kから500kのポットに交換してボリュームにはハイパスコンデンサーを付けました。 

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STL-2は、狙った通りのTelecasterらしさを残しつつ太い音が出ました。かなり万能な感じです。

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ネック側のHB-Classicαはこれくらい高さをあげても問題なし。このピックアップはパワーを求めないならお勧めできます。コードを弾いたときの響きがとても美しいです。

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心配していたネック側とブリッジ側のミックスは・・・これが悪くないどころかかなり良くて意外でした。ハイパスコンデンサーがこのポジションで一番効くのも意外でした。

 

基本的にはアクティブピックアップ、特にEMG製品を愛する私ですが、パッシブはパッシブで良いもんですね。

 

また作る機会があればGOTOHのピックアップを使おうと思います。まったく同じ仕様で何本か作ってみたいな~。

 

ほなほな。

久々にギターを改造します。(3)

今回は↓の続きになります。

smeagol19.hateblo.jp

 

作業後。・・・ほとんど変わってません。

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前回はミニスイッチと3wayスイッチの組み合わせでこんな感じにしました。

 

■スイッチOFF

  1. ネック側
  2. ネック側とブリッジ側のミックス
  3. ブリッジ側

■スイッチON1

  1. ネック側とセンターのパラレル
  2. ネック側+ブリッジ側とセンターのパラレル
  3. ブリッジ側とセンターのパラレル

■スイッチON2

  1. ネック側とセンターのシリーズ
  2. ネック側+ブリッジ側とセンターのシリーズ
  3. ブリッジ側とセンターのシリーズ

しばらく使ってみて・・・まぁ、使いづらいわな、と。あと、センター単体も鳴らしたいよね、と。

 

で、いろいろ考えたりネット上を徘徊した結果、これをパクることにしました。

pop-guitars.com

 

これなら普通?のストラトが出せるバリエーションを網羅しつつ、センターとブリッジ側のシリーズも出せます。Queenっぽいことをやるならセンターとブリッジのシリーズがあれば何とかなるらしいです。・・・Queenっぽいことをやる予定はないけどさ。

 

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ノブは大好きなMustangのを付けました。とても使いやすいです。

 

前回の改造後、ノイズが酷くて困った~と思ったら、ジャックの一部がキャビティに干渉してました。ノイズはなくなりました。

 

ストラトにしてもテレキャスにしても、元々のコントロールはよく考えられているな~と改めて感じました。Leo Fenderは偉大です。

 

次はこれのピックアップでも改造するか~

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・・・と思ったら、ゴトーのピックアップ、悪くないどころか良い。特にネック側はとんでもなく素晴らしい。何つけたか忘れたけど。

 

このテレキャスターはボディはコリーナで、塗装はニトロセルロースラッカーで仕上げた代物で、どうせコリーナなんだからLes Paulの出音に近づけるかと妄想してました。だがしかしで、トーンを絞ったときの音以外に特に不満はないんで、コンデンサーでも交換しますかね。

 

とか書いておいて、Seymour DuncanのSTL-2Hotを買っちゃいました。届いたらさっそく取り付けてみます。

 

・・・こうしてピックアップが増えていくんですよね。

 

ほなほな。

セミアコとフルアコのピックアップ交換

イケベのポイントが大量に貯まっていたんですよ。いろいろ買ってますからね。

 

ギターかベースを買って魔改造して遊ぶか?と思ったものの、置き場所の問題から断念。それなら・・・とピックアップその他を買いました。

 

まずはEpiphoneのES-339 Pro。ペグを交換したりナットを交換したりブリッジを交換したりテールピースをいじったり、いろいろしてきました。

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今回選んだのはEMGのThe Revelation SetのChrome

イケベ楽器店Website | EMG REV SET [The Revelation Set] (Chrome) 【お取り寄せ商品】 【安心の正規輸入品】

 

見た目は普通のハムバッカーですね。

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Prashant Aswaniというギタリスト?のシグネーチャーモデルらしいです。これはパッシブなので電池はいりません。

 

感想は・・・クリーントーンが素晴らしい! EMGなのでよほど歪ませでもしない限りノイズは出ません。バランス、音のヌケ、どれも予想以上でより万能なギターになりました。かなりアクティブに近くなってます。

 

ちなみに私はテールピースは高めにしてFixerで固定しています。こうすることで倍音が増えて音がより抜けるようになります。コードを弾いたときの響きもこちらのほうが私は好きです。

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続いてIbanezのAFJ95。手持ちの60本近いギターの中でもトップ10に入るお気に入りです。

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これに載せたのはEMGのH4です。

イケベ楽器店Website | EMG H4 【安心の正規輸入品】

 

Tuck Andressが好きだからか、見た目に違和感はありません。

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H4はあまり評判はよろしくありません。81と比べるとパワーがないとか、使い方が難しいとか・・・などなど。

 

AFJ95に載せてみたら、フルアコのモコモコさが程よく消えて元のピックアップより弦の鳴りが感じられるようになったような印象を受けました。トーンを絞った音も高音域が残ってアコギらしい音で使えます。これは339に載せたRevも同じで、EMGのトーンポットへの評価が覆りました。

 

EMGは元々はフュージョン系のギタリストが使っていたのが、HR/HMのギタリストが使うようになり、見た目が独特なこともあって特定のジャンルを愛好するギタリスト以外見向きしないイメージがあります。だがしかしで、ノイズレスということは歪み系だけではなく空間系のエフェクターとも相性は良いんです。HR/HM専用扱いするのは非常にもったいない。

 

EMGはニュアンスが出しづらいというのも迷信だと思います。巨匠はEMGを載せたギターでこんな演奏してますし。・・・巨匠、凄すぎる。


Larry Carlton - Emotions wound us so (live Last Nite album)

 

改造といえば、自作5号機の配線を変えたので、そのうち書きます。

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ほなほな。

Hearts and Bones / Paul Simon

1981年の9月に、ニューヨークのセントラルパークでSimon & Garfunkelのフリーコンサートが行われました。

 

元々、Paulにフリーコンサートの依頼がきて、それならとArtを誘った結果、世界ツアーに出ることになり、その後、発売されたのが今回取り上げる”Hearts and Bones”です。

 

S&Gの復活にファンは熱狂し、レコード会社は金儲けのネタができたと狂喜し、Artもソロとしては金太郎飴みたいなアルバムを出して売上も評価も落ち気味だったので、願ったり叶ったりだった・・・はず。

 

Paulが作り始めていたソロアルバムにArtが参加することで大ヒットした”Bridge Over Troubled Water”に続くアルバムが発売する流れになったものの、PaulはArtが録音した部分をバッサリと削除して、当初の予定通りソロアルバムとして発売しました。結果は・・・売上的には大失敗に終わりました。

 

ファンの怒りと失望はごもっともかもしれませんが・・・

 

PaulのアルバムにArtの声を入ればSimon & Garfunkelのアルバムになるって安易すぎませんか? 音楽なめてませんか?

 

と私は思います。PaulとArtが並んで歌ってりゃなんでもいいのかと。そうじゃないでしょうに。Simon & Garfunkelとして、ゼロから2人で作ってこそS&Gのアルバムになるんですよ。

 

なので、私はPaulの選択は間違っていなかったと強く言いたいです。はい。

 

収録曲は下記の通り。赤字はお気にいりです。

  1. Allergies
  2. Hearts and Bones
  3. When Numbers Get Serious
  4. Think Too Much (b)
  5. Song About the Moon
  6. Think Too Much (a)
  7. Train in the Distance
  8. Rene and Georgette Magritte with Their Dog After the War
  9. Cars Are Cars
  10. The Late Great Johnny Ace

全体的に、80年代っぽいサウンドです。楽器の音量バランスが悪いのが残念かな。ドラムやギターの音が大きすぎるときがあって気になります。1にはAl Di Meolaが参加していて速弾きを披露してます。ほぼ生音なので新鮮です。doo-wopっぽい8が異色を放っています。

 

あまりPaulらしくないAllergies


Paul Simon - Allergies

 

歌詞の方はかなりプライベートな内容で、1と2は2番目の妻となったCarrie Fisherとの関係を歌ったもの、7は最初の妻Peggyとの結婚のことを歌ったものとなってます。10は自伝的というか何というか。前作は映画の主人公について歌ったものなので対象的な内容になっています。

 

個人的に好きなのは”Hearts and Bones”と” Train In The Distance”ですね。どちらもライブで頻繁?に披露されています。

 

久々にPaulの名人技が堪能できる”Hearts and Bones”。


Hearts and Bones-Paul Simon [On-Screen Lyrics; HD]

 

前作の”How The Heart Approaches What It Yearns”同様、聴いていると情景が浮かんでくるような歌詞の”Train In The Distance”。


Train In The Distance - Paul Simon

 

弾き語り版もけっこう良いです。ギターのスタイルがS&G時代からだいぶ変わってます。


Train in the Distance, Paul Simon

 

信者に近いファンの私でも聴こうと思わない曲が何曲か入っていたりしていますが、「失敗作」で片付けられるのは非常にもったいないアルバムだと思います。

 

S&GのPaulではなくソロとしてのPaulが大好きなので、懐メロ大会をやられるよりはアルバムを出される度に「今回は何やってるんだろ?」と驚きたいですよ。(笑) 懐メロを聴きたいなら過去作を聴けばいいわけで。

 

次回はPaulの最高傑作と呼べるかもしれないアルバムについて書きます。

 

ほなほな。

One Trick Pony / Paul Simon

CBSの社長だったClive Davisが1973年に解任されたことで、PaulはCBSと契約延長はしないだろうと思われていたそうですが、Paulが新天地として選んだのはWarnerで、なんと映画を作りました。

 

当初、Paulは誰かと一緒に映画を作って、その映画のための曲を書きたかったようです。しかし、その誰かが見つからなかったため、自分で脚本を書いて主演まで務めてしまいます。

 

完成した映画”One Trick Pony”はヒットせず、日本での公開もなし。2009年までDVD化もされませんでした。落ちぶれたミュージシャンが主役でハッピーエンドではないと聞くとそれも仕方がないかなと思います。ちなみに私はまだ映画は観たことがありません。そのうちDVDを手に入れて観てみようかな・・・とは考えています。

 

収録曲は以下の通り。例によって例のごとく、好きな曲は赤字にしてます。

  1. Late in the Evening
  2. That's Why God Made the Movies
  3. One-Trick Pony
  4. How the Heart Approaches What It Yearns
  5. Oh, Marion
  6. Ace in the Hole
  7. Nobody
  8. Jonah
  9. God Bless the Absentee
  10. Long, Long Day

映画はPaul率いるバンドが主役?ということで、映画にも出演しているメンバーが演奏も担当しています。

このメンバーで三流ミュージシャンを演じるのは無理がありますね。(笑)

 

過去作のような数多のアーティストとの共演ではなく固定メンバーによる演奏なので、音はさすがにまとまっています。BluesやJazzっぽさがあるRock & Rollみたいな。アルバムもそれなりにヒットしたようです。

 

”Late In The Evening”はPaulの代表作の一つで、Paulにしては珍しく明るい歌詞です。アレンジも秀逸で、ファンでなくても良い曲だと思うでしょう。


Paul Simon - Late in the Evening

 

"One-Trick Pony"、"Ace in the Hole"、"God Bless the Absentee"はバンドのサウンドが堪能できて良いです。特にRichard Teeのボーカルが聴ける”Ace in the Hole”は好きですね。


Paul Simon - Ace In The Hole

 

イントロのRichard Teeのピアノが良い”God Bless the Absentee”


One-Trick Pony Track 9 - God Bless The Absentee

 

このアルバムを初めて聴いたときから今に至るまで一番好きな曲は”How The Heart Approaches What It Yearns”です。


How The Heart Approaches What It Yearns

 

8分の10拍子という変態変則リズム、Eric Galeのガットギターを使ったプレー、何より情景が思い浮かぶ歌詞が好きで好きで。アレンジやメロディも含めて、完璧に近い曲なのではと勝手に思ってます。はい。

 

歌詞は特にこの部分とか好きですね。。

In a phone booth
In some local bar and grill
Rehearsing what I'll say, my coin returns
How the heart approaches what it yearns

コインを入れて電話をかけるなんて、「ダイヤル回して手を止めた」と同じくらい若い人には理解できない世界かもしれませんが、相手に想いをどう伝えればわからず悩む気持ちはたぶん世代に関係なく理解される・・・はずです。

 

”想いこがれて”という邦題もぴったり合いますね。Paulの作品に限らずまともな邦題がつくのは珍しい(ry

 

次回はPaulが後に失敗作と認めて、いろいろ物議をかましたアルバムについて書いてみます。

 

ほなほな。