Something So Right

大洗在住のSEなおっさんが趣味の楽器いじりや模型製作、万年筆いじり、サイクリングその他について書いています。

下級生2を久々にやってみた。

半年以上の在宅勤務は、想像していた以上に体力を低下させたらしく、平日は家に帰ったら風呂に入って即就寝、土日はダラダラ過ごす・・・という感じになり、ブログを書く気力がわきませんでした。

 

一応、作りかけのギターは仮組みまで終わり、ファインモールドのロボット兵も塗装するだけの状態にはなっているものの、何か常に疲れています。

 

さてさて、今回のネタは懐かし?のエロゲーです。同級生のリメイク版が発売されると聞いて、何となくやってみました。

dlsoft.dmm.co.jp

 

気がつけばシステムエンジニアになって20年以上過ぎているわけですが、パソコンに興味を持ったきっかけはエルフのドラゴンナイト4と同級生2でした。まさか、システムエンジニアになるとは思ってもいなかったなぁ~というのが正直なところです。はい。

 

下級生2同級生2の後に発売された下級生の続編でして、キャラクターデザインと原画は竹井正樹氏から門井亜矢氏に代わってます。さらに、同級生シリーズでゲームシステムのデザインとシナリオ、下級生でシナリオを担当した蛭田昌人氏は2000年に引退してしまったため、下級生2のシナリオはモーニング息子、というよくわからん人?が担当しています。

 

同級生2は名作です。(断言)

 

エロ要素を抜きにしてもゲームとして成立するシナリオの素晴らしさ、あと音楽も良いです。絵に関しては良し悪しではなく好き嫌いの世界なのと、私が絵心とは無縁なのでコメントしづらいですが、同級生のリメイク版の絵を見て竹井正樹氏の偉大さを改めて感じました。

 

下級生は、難易度がかなり下がってシナリオは相変わらず良いものの、主人公とヒロインが実は宇宙人で主人公がヒロインを本当に愛しているのか試されていた・・・という設定が嫌でした。でも、良い作品だと思います。

 

で、下級生2はというと、発売当時、買いはしたもののプレーした記憶はなし。当時、ディスクを割ってエルフに送った猛者がいたり、いろいろ荒れていました。

 

今回、16年ぶりにプレーしてみて、「そういやこんなのあったな」と思い出す部分もあったので、少しはやったのかもしれません。

 

キャラクター

同級生のヒロインが14人、同級生2が15人、下級生が13人だったのが、下級生2は・・・9人。内訳は同級生が2人、下級生が2人、先生が3人、他校の生徒が2人。

何というか、設定も含めて、攻略しようと思える魅力を持つキャラが少ないんですわ。

 

音楽

悪い意味で印象的。主題歌の「18」はネタかと思う出来。聴くのが恥ずかしいw

www.youtube.com

 

もう一つの主題歌の「恋の歌」はまだマシな方です。エンディング曲は各キャラの声優さんが歌うキャラソンになっていて、肝心なキャラクターの魅力がいまいちなので意味がないような。国枝学氏は偉大でした。

 

シナリオ

ゴミですわ。ゴミ。

メインヒロインの幼馴染が、スポーツカーを乗り回す医大生の彼氏と深い仲になっているのに主人公ともデートして主人公に乗り換えた後もKY発言をしまくる(セックスの最中に元彼と比較とか)~というだけでもユーザーから反感を抱かれるのに、蛭間昌人氏と比べると悲惨なくらい文才がなく、ストーリーもつまらないです。本当にゴミ。

下級生でも一部あった、イベントを起こさないと攻略ができないキャラがほぼ全員になってるんですけど、あまりにも地味すぎてドラマ性が皆無。

よくこんなのでOK出した・・・というか、そこまでエルフはダメになっていたんでしょうね。合掌。

 

ゲームシステム

基本的に下級生と変わっておらず、良く言えば「枯れた」、悪く言えば何の工夫もない感じ。いくらシステムが安定していても、肝心のシナリオがゴミなのでプレーする意欲はわきません。合掌。

 

総評

エッチなおねーちゃんが出てきてエッチなことするだけ~な最近の紙芝居に毛が生えたようなエロゲーと比べれば、まだゲームっぽさはあります。が、実写版デビルマンとか宇宙戦艦ヤマト2202とかを、前評判を知りつつ敢えて視聴するような変人以外には勧めません。

 

同じ絵柄、同じシステムなのにシナリオが~~~~~って、妙に既視感があります。あっちはディスクを割った人はいなかったような。

 

あ。ツンデレ枠ヒロインの高遠七瀬は良いです。それ以外はエッチな場面も早送りした程度の作品です。

 

ほなほな。